10年後の自分に仕送りをするように使う!幸せになるお金の法則 (2/2ページ)
10年後、20年後の自分に「仕送り」するような気持ちで、ケチケチせずに投資することが大切だというのです。
それは、未来の自分に「これでもか」というくらいのお金が流れ込んでくる仕組みを、いまからつくっておくということ。
自己投資の目的とは、いま蒔いた種が将来になって花が咲く状態にすること。すなわち、お金とともに時間を使い、頭を使い、体を使い、そしてエネルギーを使うということ。
いわばお金を積み立てるように、“実体験を積み立てる”ということ。
目指すべきは“強欲じいさん”ではなく、未来の“花咲じいさん”だという著者の言葉には、強い説得力があります。
■大切なのは自分への貢献か否か
一方、見栄っぱりな気前のよさでしかない無駄づかいは、ケチよりもたちが悪いとも著者は指摘しています。
目的のない貯金は成長を止めてしまうけれど、かといって自己中心的な浪費ばかりをしていると、破滅を招くことになるとも。
いってみれば浪費と投資の違いは、「明るい未来が待っているか、待っていないか」だということ。
大切なのは、それが「自分への貢献」になっているのかどうか、よく考えて自己投資を続けること。
もしもそれが、自己満足に浸るだけの価値のない浪費であるのだとすれば、きっと未来の自分は喜ばないだろうといいます。
そこで、判断に迷うことがあったとしたら、「お金を使っているいまの行動に対して、『未来の自分』は喜んでいるかどうかを考えてほしい」と記しています。
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数々の苦難を乗り越えてきたからなのでしょう。著者の主張はストレートで、ときには厳しさすら感じさせます。しかし、だからこそ説得力があるのです。
年のはじめにリスタートしたいと思っている方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※早川勝(2015)『死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する』かんき出版