家計簿が続かない人でも安心!年に数回で家計状況がわかる「資産簿」って?
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ついに2016年が始まりました。去年1年皆さんの“家計”はどうでしたか?
きちんと貯金ができたという方もいらっしゃれば、去年も結局あまり貯金はできなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
今年こそは、しっかり貯金をできるようにしたい!と考えている方が多いことと思います。
貯金を殖やしていくには、家計状況を把握することは重要ですよね。でも、家計簿は苦手で続かなかった……という話をよく耳にします。
そこで今回は、去年はあまり貯金ができなかった、家計簿が続かなかったという方へ向けてファイナンシャルプランナーの筆者から“資産簿”を提案します。
■家計簿が続かない一番の原因は?
家計管理の王道はやはり“家計簿”です。しかし、家計簿にお悩みが多いのも事実です。
そんな中で最もお悩みとして多いのは“家計簿が続かない”ということではないでしょうか。
これには、
・面倒
・時間がない
・計算が苦手
・お金と家計簿の残が合わない
・費目で悩んで嫌になってしまう
・家計簿が家計に合っていない
などいろいろな原因が考えられます。
皆さんの中でこれだと思われる原因が明らかであれば、その原因を取り除く方法を考えることですが、しかしこれといって思い当たる原因がないのに家計簿が続かないのは“そこまで危機感がない”ということが原因ではないかと思います。
貯金はそんなにできていないけど、まあまあ家計も回っているし、なんとかなっているので‥こういう風に考えられている方はいらっしゃいませんか?
目先、そこまで厳しくないと思っている場合、家計簿に熱が入らないのも仕方のないことかもしれません。
■本当にこの先不安はないのか?
家計簿は日々の収支を記録するものです。
日々の家計はなんとかなっているから別に家計簿をつけなくても困ることはない、でも‥と考えられている方はどこかに不安があるからですね。
毎月はなんとか赤字を回避しているけれど、もしも何かあった場合に不安という方に提案したいのが“資産簿”です。
■「資産簿」とは何か?
“資産簿”とは現在の家計の“資産”と“負債”を知るためのものです。
“資産”とは現金、預金、保険、投資信託、株式、不動産など、“負債”とは住宅ローン、自動車ローン、キャッシングなどをいいます。
これらを書き出して資産と負債を確認します。
■「資産簿」のポイント
資産簿を作るにあたって、分類のポイントをご紹介します。
・保険
保険料が掛け捨ての保険は資産とはなりません。満期保険金や死亡保険金ではなく、今の時点で解約した場合の“解約返戻金”が資産となります。
・マイホーム
今、売ればいくらになるかという値段が資産の額です。マンションであれば同じマンションの同じ間取りがいくらで売りに出ているかを参考にして下さい。
・投資信託・株式
現在の時価の金額を記録します。
・クレジットカード
厳密に言えば借金ですが、翌月一括払いの場合は記録しなくても構いません。ボーナス一括払いの場合は負債とします。
“資産簿”は今現在何か起こった場合に現金にできるものはいくらあるのかを確かめるものです。
住宅ローンを抱えている家計は現在のマイホームの時価と住宅ローンの額を比較しておくことも大切です。
いかがでしたか?
今回は“資産簿”についてご提案しました。
日々はなんとかなっているけど将来が不安という方におススメしたいものです。年に何度かチェックしましょう。
特に“投資商品”を買われている家計はできればマメにチェックされた方がよいと思います。
住宅ローンの繰り上げ返済をしたなどではないのに、前回より現金や預金が減っている場合はどこかに穴があります。
こういう場合は“家計簿”に戻って原因を追究する必要があります。
(中村真里子)
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