社交不安障害を持つ人がみんなに知ってもらいたい16の事柄

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社交不安障害を持つ人がみんなに知ってもらいたい16の事柄
社交不安障害を持つ人がみんなに知ってもらいたい16の事柄

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 社交不安障害とは、人と対する社交の場面で不安や恐怖を過大に感じてしまう精神障害のひとつだ。大勢の人の前に出たり、初対面の人と話をしたりする際に強い不安や緊張を感じ、人前で恥をかくのではないか、人から辱められるのではないかという不安が特に強いとされる。もちろん、人前でのスピーチや面接といった場ではほとんどの人が緊張を感じるものだが、社交不安障害の場合、動悸や震え、発汗やパニック発作といった身体的な症状を伴う。

 アメリカでは1500万人の人が社交不安障害と診断されており、多くの場合、13歳頃から症状が出始めるが、統計によれば、36%の人が実際に病院その他に相談するまで10年以上ひとりで悩んでいたという。

 今回、Facebookの社交不安障害コミュニティ(英語版)で、社交不安障害を持つ人がこの障害について周囲の人に知っておいてほしいと思っている事柄に関するアンケートが行われた。そのうちの16の回答をご紹介しよう。

1. 好んでなっているわけではない

「自分がどれほど切実にほかのみんなと同じようにできたらと思っているか、この障害を持って生きることがどれだけ大変か、わかってもらえたらと思う」

2. 友人や家族に簡単に理解してもらえないことはわかっている

「理不尽だということは自覚している。乗り切るのに必死なだけ」(エリーズ)

3. 社交不安障害は簡単にやめられるものではない

「がんばって克服しろ、と言われるのがいちばんつらい。風邪をひいている人に克服しろとは言わないでしょう?」(ジャッキー)

4. ほんの少しでいいから共感・共有してほしい

「親しい人たちが、こちらが提供する情報をちょっとでも読んで、この障害がどういうものか、私たちの脳で何が起こっているのかを理解してくれることを願っている。電話よりはメールのほうが楽なこと、私たちがほかの人にとっては“めちゃくちゃ簡単”なことを好んで避けているわけではないことをわかってほしい」(ステイシー)

5. ある日突然“治る”ものではない

「社交不安障害のせいで、身動きがとれないような気分になる。もう何年も苦しんでいて、私は一見自信に満ちあふれた人に見えるかもしれないけど、内側ではいつも震えている」(ジーナ)

6. 予測できない

「社交不安障害は出たり消えたりするし、予期していないときに突然現れるものだということを知ってほしい。世間的には盛り上げ上手の人気者だと思われている人が、実はこの障害に苦しんでいるケースもある」(デジレー)

7. 社交不安障害とシャイは違う

「シャイな性格なのではなく、人と単純な会話をすることさえ困難になる病気なのです」(ヘレーン)

8. “気のせい”ではない

「不安障害は脳に原因がある。自分にはどうにもできないところで脳が反応し、身体的な症状が引き起こされている」(カティ)

9. 必ずしも理由があるわけではない

「不安や症状には、つねに理由やきっかけがあるわけではない。ほとんどの日は、ベッドから起き上がり、やるべきことをやり、また眠りにつく。それが、私にとってはこの障害とともに生きる、乗り切るということ」(ジェニファー)

10. 理解できなくてもいい、支えてほしい

「社交不安障害について完全に理解してもらう必要はない。私にだってわからないのだから! ただ、愛して支えてほしい」(ティファニー)

11. 人の集まる場所に行くには準備の時間が必要

「初めて会う人たちが集まる場所に出かけるには、時には数日間の心の準備が必要だということをわかってほしい。急にそういう場所に連れていかれた場合、感じの悪い印象を与えてしまう可能性があることも。そのせいで意地悪とか無礼だと言われることもあるけど、そうではないのです」(メレディス)

12. それでも誘ってほしい

「大勢の人が集まる場所に行くのは苦手だから、せっかく友人が誘ってくれても断ってしまうことが多い。でも、仲間はずれにはなりたくないし、やはり誘ってほしい」(クレア)

13. 積極的で元気がよくても社交不安障害の人もいる

「私は決して内気な人間ではないけど、威勢良く見えたとしても、悩みを抱えている人はいる」(アンバー)

14. 症状をコントロールすることはできる

「障害とうまくつきあい、対処する方法を学べば、それほどひどいことでもない。深呼吸したり、緊張する局面から離れたり、何が自分をリラックスさせてくれるのかを知ること。私の場合は熱いバブルバスに浸かることと、好きな本を読むことです」(クリスタル)

15. 初対面の人と会うのは大変

「私は人から外向的な人間だと思われているけど、実はパーティや会合などで初めての人に会うのがすごく苦手。その後、何時間でも相手の言葉を必要以上に深読みして疲れてしまうから」(シャノン)

16. 人はみな違う

「社交のしかたについては、みなその人なりのやり方があるってこと」(ベイリー)

via:gozendistractify・translated mallika

●正常な内気と社交不安障害の違い

人から注目を集める場面では、誰もが不安を感じるものだが、ただ単にあがり症だったり、シャイな人なら、慣れるうちにあがりにくくなるものであり、身体的な症状はあまり発現しない。

これに対して社交不安障害は、対人場面で過剰な不安や緊張が誘発されるあまり、動悸・震え・吐き気・赤面・発汗などの身体症状が強く発現し、そういった場面になかなか慣れることができない。その為対人関係をうまく築けず集団の中で孤立してしまったり、対人場面を次第に避けるようになり、日常生活に多大な影響を及ぼす。


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