人助けは「幸福度」をUPさせると判明!幸福を感じられる子に育てる方法
誰かを助けてあげたり、誰かの役に立った時、なんだかいい気分になりませんか? 自分は別に何かを得たり得をするというわけでもないのに、不思議ですよね。もしかしたら人間って、誰かの役に立つことで幸せを感じるようにできているのかもしれません。
今日は『グローバル社会に生きるこどものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、「人を助けると幸福感が高まる」というアメリカの研究をもとに、わが子を幸福を感じられる子にする方法をお話します。
■米イエール大学の研究
米イエール大学の医学部の研究者エミール・アンセル氏によると、「私達の日常は、多くのストレスを受け健康が脅かされているが、誰かを助けることで、自分自身のストレスを軽減させ、幸福感を高めることができる」と言うのです。
この研究は18歳から44歳までの成人を対象に調査されました。毎日その日の行動を細かくチェックし、何らかの人助けを行ったかどうかを確認していきました。
その結果、人助けを行った人は、ポジティブな気分になり1日の幸福感が高まりました。逆に、人助けが普段より少なかった人は、ネガティブな気分になり、その日の幸福感は少なかったのです。
また、人助けを多くする人は、ネガティブな感情が抑えられ、感情や精神の健康が保たれていたそうです。
■「人に親切な人」はストレスが少なく精神的に安定
自分だけが得をすればいいというような自己中心的な人や、人に対する思いやりのない人は、当然ながら、人助けをすることも少ないでしょうから、ストレスが軽減されず幸福感も少ないということですね。
人に親切な人達の多くが、いつも穏やかでにこやかで落ち着いているように見えるのは、人助けをすることで、ストレスが減り、幸福感が増しているから。ちゃんと根拠のあることだったのです。
この研究では、民族や文化が違っても同じような結果がでるのかさらに検証するようですが、国際的にも人に親切とされる日本人には当てはまることでしょう。
■「幸福」を感じられるような子に育てる方法
この研究からわかることは、人を助けることが幸福感につながるということですね。ですから、わが子を、幸福を感じられるような子に育てるには、人に親切にすることを教えればいいということなのです。
人助けの相手は、友達でも見ず知らずの人でも構いません。また、ささいなことでも構わないのです。
たとえば、自分のおもちゃをお友達に貸してあげるとか、順番を譲ってあげるとか、電車やバスの中でお年寄りに席を譲ってあげるとか、人が落としたものを拾ってあげるとか、子どもでもできることはいっぱいありますね。
そしてママも、後ろから来る人のためのドアを押さえてあげるとか、エレベーターのボタンを押してあげるとか、お年寄りや身体の不自由な人を助けてあげるなど、人に親切にする姿を子どもに見せてくださいね。人に親切にすると、ママ自身のストレスも軽減できますし、ママも幸福感を味わえるのです。
いかがですか?
ママが人に親切にすることは、相手が喜び、自分のストレスが軽減され、さらに子どもを幸福感を感じられる子に育てるためのしつけになるのですから、一石三鳥です。些細なことでいいので、ぜひ勇気を出して、子どもと一緒に人助けをしてくださいね。
【参考】
※ Helping others dampens the effects of everyday stress
【著者略歴】
※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子供英会話教室設立。30年以上に亘り子供英語教育に携わり、現在3~6歳までの子供にバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』。
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