【プロ野球】神宮球場はわずか53万円? 12球団本拠地の意外な”建設費” (2/2ページ)
意外と安い!? 開放型スタジアム
QVCマリンフィールド 約133億円(1990年開場)
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 約90億円(2009年開場)
横浜スタジアム 約49億円(1978年開場)
新国立競技場やドーム球場に比べて、やはり開放型球場は安いと感じてしまう。(ひとりが一生で稼げる金額とは程遠いが…)
QVCマリンはバブル時代の費用ではあるが、目を惹くのはマツダスタジアムの安さ。約90億円という低予算で、一時は旧広島市民球場の焼き直しともウワサされたが、結果的に素晴らしい設備を持つボールパークが誕生した。やればできるのだ。
ちなみに脆弱な球場からの改修のため、総工費の算出は難しいものの、楽天、西武の本拠地2球場の改修費は……
楽天koboスタジアム宮城 約107億円(2005年からの改修費)
西武プリンスドーム 約100億円(ドーム化費用:1999年完全ドーム化)
その他もろもろの改修もあり、コボスタ宮城に関しては新築の方が安かったのでは…と思ってしまう。
超破格!? 今の物価に換算すると…
阪神甲子園球場 約250万円(1924年開場)
明治神宮野球場 約53万円(1926年開場)
球界を代表するレジェンド2球場の建設費はこれだ…!
お察しの通り、大正時代に建てられた2球場は物価が現在とはまったく違うため、超破格。数字だけ見ると神宮球場は下手な中古車よりも安いのだ。
しかし、気になるのは「今のお値段でいうと…」というところ。よく言われているのが、「戦前期の物価は現在の2000分の1」。それに当てはめると甲子園は約50億円。神宮球場は約10.6億円。
大正末期でさらなるレートの上乗せがあるとしても格安感がある。
ちなみに神宮球場の建設にあたっては東京六大学野球連盟が5万円を寄付。それゆえ、90年経った今も神宮球場は“学生野球優先”の義を守っている。
文=落合初春(おちあい・もとはる)
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