Fukase、三村、宮根が”ベッキー不倫”を擁護? 一般とはかけ離れた芸能界の倫理

デイリーニュースオンライン

「ベッキーの心のとびら」より
「ベッキーの心のとびら」より

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 不倫騒動の渦中にあるタレントのベッキー(31)の周辺が騒がしい。7日発売の週刊文春で、昨年末に紅白に初出場を果たした男女混合4人組バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音(27)との不倫交際が報じられ、各方面に衝撃が走っている。これまで“清潔感”で売っていたベッキーだけに不倫に対する批判は止まらないが、同じ芸能界の住民からは「ベッキー擁護」ともいうべき発言が相次いでいる。

■宮根のキテレツ発言をスタジオの女性陣も全否定

 かねてからツイッターでの問題発言が炎上しているお笑いコンビ、さまぁ~ずの三村マサカズ(53)は週刊文春の発売日に「ベッキーはいい子。しかし!男女の問題は誰もなんも言えない。偉そうになんにも言えない。」と擁護。この三村のつぶやきにはすでに9000以上の「いいね」が付くなど大きな反響を呼んでいる。

 SNS上ではなく、自身の出演番組で堂々とベッキーを擁護したのがフリーアナウンサーの宮根誠司(52)だ。同じく7日放送の日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』でベッキーの謝罪会見に対して、「僕の率直な感想は、あのベッキーでも軽率な行動を取るんだ。なんかホッとした。ベッキーも人間らしいんだ。今まで完璧だったので、その点で普通の女の子だったんだな」と気遣ってみせた。

 しかし、ベッキーが川谷の長崎の実家を訪れたことに対しては「実家に行くということは結婚の挨拶みたいなイメージがある」と前置きをした上で、「僕は違うと思う。休みが取れたんで、ふるさとに帰るけど一緒にいく?って気軽な気持ちで誘ったのでは」と擁護。しかし、そのご都合主義な解説には収録現場の女性コメンテーターからは否定的な声が飛び、すぐさまネット上でも反感の声が渦巻いた。

■釈明会見の涙に安っぽい同情は不要?

 一方の川谷を擁護するのは、ロックバンド・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase(30)だ。自身のツイッターで今回の騒動に触れ、「(川谷)えのんくんにどんな報道があろうと、俺は、彼らの作る音楽が素晴らしいから、俺はかれらの作る音楽を支持する」と擁護した。

 釈明会見で涙を浮かべていたベッキーに対して一部に同情論も沸いていたが、実際に泣きたいのはゲス川谷の妻だろう。ホテルの室内での証拠画像やLINEの通信画面など多くの”証拠”が残されているにも関わらず、このままシラを切り通せるのか。釈明会見では記者からの質疑応答を一切受け付けずに一方的に打ち切るなど、この騒動にはまだまだ多くの疑問が残ったままだ。

「6日の釈明会見はあくまでスポンサー筋、広告筋からの要望で開かれたもので、その目的は”川谷のとの交際を否定する”ことにあった。ベッキーは所属するサン・ミュージックの圧倒的な稼ぎ頭で、以前から事務所内には本人に強く言える人間がいなかった。あの中途半端な会見が精一杯だったようです」(当日の会見に出席したスポーツ紙記者)

 不倫という”禁断の愛”に走り、多くの関係者を巻き込んでしまった二人。世間の関心の高さとは裏腹に、芸能界の倫理観は一般人のものとはかけ離れていると言えそうだ。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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