読ませる力がすごい! 短編の名手だと思う漫画家7選 (3/3ページ)
●岡崎二郎
代表的短編漫画集:『アフター0』『アフター0 Neo』『トワイライト・ミュージアム』
藤子・F・不二雄先生のSF短編シリーズに通じる、センス・オブ・ワンダーとかわいらしい絵柄で短編の名手といえば岡崎二郎先生です。代表作『アフター0』シリーズでは、1話完結の短いページ数の中に読者を楽しませるお話がいっぱいに詰まっています。上で挙げた他にも『国立博物館物語』『NEKO2』など見逃せない作品があります。
●諸星大二郎
代表的短編漫画集:『夢みる機械』『アダムの肋骨』
『暗黒神話』『西遊妖猿伝』など壮大な物語を代表作に持つ諸星大二郎先生ですが、その才能は短編漫画にも遺憾なく発揮されています。上に挙げた他にも1話完結の多い『妖怪ハンター』シリーズ、鳥をテーマに描かれた短編漫画集『私家版鳥類図譜』など、日常生活に忍び込む怪異を描かせたら諸星先生の右に出る者はいないだろうと思わせるほど面白い作品が数多くあるのです。
作風は違いますがどの先生もそれぞれ素晴らしい短編漫画の名手です。女性誌に多く作品を発表している漫画家は挙げられませんでしたが、その中にも短編の名手というべき先生はいらっしゃいます。皆さんに共通するのは物語を作る力がずば抜けていることです。手塚先生の言葉どおり、短編漫画を作る力は長編漫画制作の基になるということなのでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)