「グラデーション・障がい児」対応は他人事じゃなかった! しつけに活用したい大切なコト (2/2ページ)
「きちんとしなさい」
「真面目にしなさい」
「ちゃんとしなさい」
「もう少しだから我慢していなさい」
「ちょっと待ってて」
大人はよく口走っていますが、とても曖昧な表現です。
大人だって例えば病院が混雑しているとき「もう少しお待ちください」と言われても、これが10分なのか30分なのかわからないと凄く待たされた感じがしますよね。でも「診察まで待ち時間あと20分」「只今、36番の患者様を診察中」と掲示してあったら待つことも出来ます。
まだ人生経験が短い子どもに漠然とした言い方は伝わりません。発達障がい児にはタイマーや砂時計を見せて「この時間はこの場所にいるように」と教えたり、整理整頓されている状態の写真を見せたりしますが、他の子ども達にとっても視覚的に示してやった方が断然わかりやすいのです。
■ひらがなの教え方
子どもが幼稚園の年長さんくらいになると少しずつひらがなを教える人もいます。その際、単に手本を渡して「綺麗に書いてみて」だとか「丁寧に書いて」と伝えても具体的にどこをどう書けばいいのか子どもにはわかりません。
また「もうちょっと丸く書いて」と言ってもどんな丸だかわかりません。
けれども次のように「お玉のように書いてみよう」とお玉の実物を示すとわかりやすく、上手に書けます。小学校では「リボン結び」と教えますが、リボンを結んだ形よりもお玉の方がイメージしやすいです。
いかがでしたか。
発達障がい児にわかりやすい指示は他の子ども達にとっても理解しやすいです。別の世界のことと思わないで、今日ご紹介したことを活用してみてくださいね。
【画像】
※ Olesia Bilkei / PIXTA