牧師アーサー・ホーランド「ジーザスは教会ではなく、大自然の中にいる」~愛を叫ぶ人間力 (2/2ページ)
ニューヨークのブルックリンを歩いていたときは、全身刺青の、見るからにあぶなそうなやつが、「一緒に歩いていいか?」と近づいてきました。やべぇぞ、こいつは……頭のなかでは、危険信号がけたたましく鳴り響いていました。でも、俺の答えは、いつだって、YESです。聞くと、そいつはシャブ中で。神は、俺を見放したと嘆く彼の背中にそっと掌を置き、「俺が今日、十字架を担いできたのはお前のためだ。お前はもう赦されているし、愛されているんだ」とささやくと、彼は、ぼろぼろと泣きながら俺の後をついてきました。
お金も欲しいけど、救いも欲しい。二律背反に苦しむ、風俗嬢もいました。そんな彼女たちのためにこそ、BIBLEはあるんです。『求めよ、そうすれば与えられる』 絶対に諦めず、求め続けてください。叩き続ければ、トビラは必ず開かれます。不良牧師と呼ばれて30年。アーサー・ホーランド、64歳。もういいや……。いや、まだまだやれる……。ときには、迷い、ときには、傷つきながら、それでも、歩き続けてこられたのは、すべて、ジーザスのお陰です。ROCK魂バリバリ全開で、愛を叫んでいる僕を見かけたら、いつでも、声をかけてください。
撮影/弦巻 勝
アーサー・ホーランド あーさー・ほーらんど
1951年、大阪府生まれ。日本でハイスクールを終えた後、父の国アメリカへ。サンボレスリングで2度、全米選手権で優勝。23歳で洗礼を受け牧師となり、82年伝道のため帰国。路上伝道、日本列島縦断十字架行進などを経て、2015年にはアメリカ横断十字架行進を敢行。だれよりもジーザスを愛する男として福音を伝える一方、モデルや俳優としても活躍している。