「慰安婦問題合意に“韓国”世論猛反発」で浮上した衝撃シナリオとは? (2/2ページ)

アサ芸プラス

平壌で金氏が乗る車と軍の大型トラックが衝突し、金氏が即死したというのだが、いったい何の関係があるというのか。

「交通量の少ない北朝鮮で、重要なポストにいる人間が事故死するなど、非常に不自然です。統一戦線部は故・金日成主席の肝いりで作られた諜報・工作部隊であり、最大任務は韓国工作。公然・非公然活動を通じて、南北統一のために韓国世論を『親北』『反日』に誘導してきました。日韓が反目すればするほど韓国は北朝鮮に近づき、同時に日本も北朝鮮との国交正常化を希求するようになると考えたのです。だから今回の日韓合意は、統一戦線部の失敗と位置づけられる。その責任を取らされ、金氏は『粛清された』可能性が高い。北朝鮮は今後も少女像移転反対闘争を中心に韓国世論を反日強硬路線にあおり、朴政権の合意をひっくり返す努力を死に物狂いで行うでしょう。そのためには、朴政権を転覆させるほどのエネルギーが必要。最悪の場合、『直接行動』に出ることもありうるのです」

 すなわち、朴大統領襲撃であり、暗殺だというのである。その「実動部隊」について北氏は、

「最もありうるのは、北の工作員にそそのかされた、過激思想の韓国の若者。それが難しい場合は、韓国内に潜入している活動家、工作員が文字どおり生命を賭して、みずから犯行に及ぶ。事故を装う場合もあるでしょうね。失敗したら、彼ら工作員に待っているのは『死』ですから‥‥。それを理解させるための、日韓合意翌日の金氏『粛清』だったと考えるべきなのです」

 朴大統領の父、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領は、民主化運動弾圧などが反発を招き、79年、側近に暗殺されている。1月6日には突如「水爆実験」を行うなど、先鋭化を加速させている北朝鮮だけに、何やら不気味だが‥‥。

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