【調査】2015年冬のボーナスは大企業・中小企業ともに増加! 使いみちは6割が「貯蓄・運用」と堅実志向

フレッシャーズ

2015年10月に日本経済団体連合会が発表した「2015年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」によると、冬のボーナス平均額は91万697円、増減率3.13%という結果に。2015年冬のボーナスについての調査をご紹介します。

■冬のボーナスはアップした企業が多い?

大手企業を中心に冬ボーナスを調査した同資料によると、総平均での冬ボーナス額は91万697円。前年よりも平均で3.13%増えたとか。また業種別ではセメント業、機械金属業を除いて軒並み増額傾向となり、大企業では全体的にボーナスが増えた傾向にあるよう。

また産業労働局による中小企業も含めた東京の冬ボーナス調査「2015年年末一時金要求・妥結状況について(平成27年12月17日現在・最終集計)」によると、東京の労働組合で妥結された冬のボーナス平均妥結額は74万9,824円、前年から3.39%の増額となっているようです。

大企業も中小企業も2015年の冬は軒並みボーナス増加の傾向に。では消費者の動きには、どのような傾向があるのでしょうか?

■ボーナスの使いみちは?

MM総研が発表したNTTコムリサーチによる調査「ITデジタル家電購入意向調査(2015年冬ボーナス商戦編)」によると、20歳以上の就業者に対してボーナスの使いみちをたずねたところ「貯蓄・運用」と答えた人が最も多く60.9%という結果に。次いで多かったのが「商品・サービスの購入」で38.1%。「まだ決めていない」が22.5%、「ローンなどの支払い」が18.7%、その他が1.5%という順になっています。

また商品・サービスの購入予定についてたずねた調査では、「ITデジタル家電」と答えた人が最も多く33.1%。次いで「外食」が28.8%、「国内旅行」が28.1%、「衣類・服飾品」が24.5%、「キッチン家電・生活家電」が13.6%という結果だったようです。

■ボーナスでテレビ・パソコン・スマホを買い替え

さらに同調査でITデジタル家電の購入意欲を調べたところ、薄型テレビが1位、2位がノートパソコン、3位がスマホという結果だったよう。比較的高価な家電が上位に上がっています。

また同調査で今冬のボーナスによる購買意欲について調べた調査では、「昨冬と比べ上がった」と回答した人が13.3%おり、今夏の同調査からやや増加の傾向に。逆に「下がった」と回答した人は17.2%で今夏の同調査から減少の傾向にあったとか。

2015年の冬のボーナス、もうすでに「使った!」という人も多いかもしれませんが、全体的にボーナスアップ、消費者の購買意欲もアップし、景気回復の予感も? 何はともあれうれしいお知らせですよね。冬のボーナス、あなたはどう使いましたか?

(ファナティック)

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