私が悪いの?「ベビーカー論争」を巻き起こさないための基本ルール10
絶えることのない“ベビーカー論争”。5ヶ月の子どもをもつ1児のママである筆者もつい先日、バスに乗っている時に泣く子どもを膝の上に抱っこしてベビーカーには荷物を乗せていると「使わないなら畳んでください」と周囲の方に指摘されました。
しかし、片手では畳めないベビーカーでしたし、子供はまだ立つこともできないことから、どうすることもできずに泣きそうになった経験があります。
周囲の方へ不快感を与えないためにも、ご自身も不快な思いをしないためにも、ベビーカーを公共機関で使用する際にはマナーが必要です。
今回は、現役ママの筆者が経験を踏まえてベビーカー利用時の注意点とマナーについてお伝えします。
■バスと鉄道のベビーカー使用のルールの違い
国交省の調べ(2014年)によると基本的に鉄道会社のほとんどは、折り畳まずに乗車することを認めています。(特急車など一部の鉄道は折り畳んでのみ可)
その点バスは、バス会社によってルールが違うようです。
折り畳まずに乗車できることもありますが、混雑時には“乗車中のベビーカーに、折り畳みを依頼”または“折り畳んでのみ乗車可”というスタイルをとっていることが多いようです。
■都バスのベビーカー使用時の注意点
ただでさえ車内でのベビーカーは周囲の目が気になりますが、朝夕のラッシュ時には冷たい視線を感じる他、身動きがとれなくなるため、事故にも繋がりやすくなりますので控えた方が良いかと思います。
特に鉄道よりベビーカー利用のルールがまちまちなバスの場合、ラッシュ時には抱っこ紐を使用した方が良いでしょう。
参考までに、都バスのベビーカー使用時の注意点を紹介します。
次の場合には、折りたたんでのご利用となります。
(1)朝夕のラッシュ時など車内が混雑している時
(2)ベビーカーが2台乗車されている時(お子様を乗せたままのご利用は、同時に2台まで)
(3)車イスをご利用のお客様が乗車されている時(既にベビーカーを固定している場合でも車イスをご利用のお客様が乗車の場合は車イスを優先)
(4)ベビーカーに荷物等、乗せて乗車する時
(5)車内の通路をふさぐ、車内で転回できないベビーカーを利用時(2人乗りや大型のベビーカーで折りたたむことができない場合は乗車を遠慮いただく場合がある)
筆者が体験したように、まだ赤ちゃんの場合、ベビーカーから赤ちゃんを降ろして、抱っこしながら片手でベビーカーを畳むという作業はとても大変ですので、最初から抱っこ紐で乗車した方がママにも赤ちゃんにも負担がなく済みます。
■ベビーカーでの乗車時に気を付けたい10のこと
周囲からのクレームや事故を防ぐために、ママがベビーカーを鉄道やバスで使用する際の注意点として以下が挙げられます。
(1)折り畳めないベビーカーで乗車しない
(2)ベビーカー設置場所が決められているか車内を確認し、決められている場合はそこに置く
(3)補助ベルトを車いすスペースの座席や手すりに取り付けたとしても絶対に手を離さない
(4)降車時、乗車時、走行中、常にベビーカーのシートベルトを外さない
(5)鉄道では扉が閉まる直前で急いで乗車しない
(6)ドア付近など、人が頻繁に通る場所に置くのはできるだけ避ける(通路をふさがない)
(7)バスで料金を支払う時など、一瞬でもベビーカーから離れる時はストッパーを必ずかける。(走行中はストッパーをかけていても絶対に離れない)
(8)いつベビーカーが倒れるか分からないので、スマホなどに意識を完全に向けないようにする
(9)ベビーカーに重い荷物をかけすぎない(バスの場合は坂道などで倒れやすいのと、意外と他の利用者の方の邪魔になっていることもある)
(10)周囲の方への心配りを絶やさない(「ありがとうございます」「すみません」などのコミュニケーション)
いかがでしたか?
ベビーカーを公共機関で使用する場合、ご自身と赤ちゃんを守るためにもまずは決められているルールを確認することは徹底しましょう。
ママとしては「小さい子供が乗っているんだから少しは多めに見て欲しい」と思ってしまいますが、やはりどうしても場所をとってしまいますので、混んでいる時は快く思っていただけない人もたくさん存在します。
今回ご紹介した注意点の他にも、車内が混んでいたら乗車を控え、次の時間に乗る、早めに家を出るなどして工夫をしましょう。
【参考】
※ 2014年-ベビーカー利用に関する公共交通事業者及び施設管理者への調査
※ 東京都交通局-ベビーカーでの乗車方法
【画像】
※ H.thymus / PIXTA
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。