脳の謎がまたひとつ明らかに!人間は記憶を0.1秒で思い出せる (2/3ページ)
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バーミンガム大学のサイモン・ハンスルメー博士によると、特にエピソード記憶は個人的な内容なので、海馬内での検索にも時間がかかります。
海馬は脳の中心にある小さな領域で、記憶や空間認識と密接な関係があります。アルツハイマー病などの記憶障害で苦しむ患者に異常が見られる最初の領域のひとつです。
海馬や感覚野など、記憶にとって特に重要な脳内の領域も具体的に明らかになりました。
■記憶プロセス解明は精神病治療につながる
前述のように、rTMSを使用しているときは記憶の回復力が鈍りますが、今回の研究によって、磁石が記憶のプロセスも中断してしまうことがわかりました。
これは逆説的に、私たちが磁石など電子的な技術を使えば、意図的に「ある記憶を定着させない」ことを実現させる可能性を示唆しているのです。
ドイツのルール大学博士、ゲルト・ウォールドハウザーによれば、記憶が感覚野の休息な活性化に依存していることがわかったいま、記憶プロセスの解明にまた一歩近づくことができたそうです。
記憶の内容についても、不要な内容の記憶排除が可能になれば、精神病の解明や治療にもつながります。
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人体は小宇宙とも比喩されますが、特に脳内にはまだまだ謎が残されています。多くの人々が脳内の謎の解明を心待ちにしていることでしょう。記憶の謎が明らかになれば、いつか物忘れもなくなるかもしれませんよ。