3分で心が強くなる!マイブレス式呼吸法「数える呼吸」のやり方 (2/2ページ)
筋トレは、重いものを持ち上げたり降ろしたりすることで筋肉を鍛えますが、数える呼吸では、頭に浮かぶ想念を、「浮かんだら受け流す」ことを繰り返す。それが、心の筋肉を鍛えることになるのです。
■「数える呼吸」の仕方
姿勢は、座った状態でも、立った状態でもOK。継続して取り組むことで成果が出るので、最初から無理をしないことが大切だといいます。
背筋は、前かがみになったり、後ろにもたれたりしないようにすることがポイント。上半身が腰にきちんと乗っている状態にするのがベスト。
胸を張るべきでないのは、背筋をピンと伸ばしすぎて胸を張ってしまうと、呼吸しづらくなったり、腰を痛めたりしてしまうことがあるから。
座っているときは、手のひらを上向けにして膝の上に。立っているときは、手のひらを前に向けましょう。
そして目を開けて一点を見つめ、呼吸は吐くところからスタート。
ゆっくりと息を吐き、十分に吐き切ったら2、3秒だけ息を止めます。
その状態から、力をふっと抜いてやると、自然と息が入ってきます。そのとき、無理に吸わないように。自然に入ってくるだけでいいそうです。
息を吐くときは、口からでも鼻からでも大丈夫ですが、息を吸うときはできるだけ鼻からにしましょう。
口から息を吸うと、空気が乾燥している時期などは喉を痛めるおそれがあるからです。
■「数える呼吸」のコツ
数える呼吸は、次の3つを頭に置いて始めます。
(1)息は吐くところからスタートし、毎回きちんと吐き切る
(2)できるだけゆっくり、細く長く息を吐く
(3)呼吸の回数を数えることに意識を向ける
もしも途中で他のことに気を取られ、回数がわからなくなってしまっても、わかるところまで戻れば大丈夫。最初は想念がたくさん頭に浮かんできますが、それが普通なので安心してくださいと著者。
最初は10回くらいからスタートし、慣れてきたら毎回5分、あるいは10分と時間を増やしていくようにしてください。
なお初心者の場合、10回をおよそ2、3分で終えることができるといいます。
たったこれだけのことで無駄が省くことができるので、「やることが少なくなる」「作業が早くなる」「忙しいと感じなくなる」などのメリットがあるのだそうです。
*
本書では、他にもさまざまな呼吸法が紹介されています。もちろん、どれも難しくないものばかり。日常生活に取り入れてみれば、いつもの日常がより心地よくなるかもしれません。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※倉橋竜哉(2015)『呼吸で心を整える』フォレスト出版