7年間で750世帯が片づいた「アドラー流お片付け」6ステップ (3/3ページ)
1.引き出し収納・・・立てる、仕切る、重ねない
2.棚の収納・・・高さ調整可能に、棚は増減自在に、奥高く手前は低く
3.吊るす収納・・・1フックにかけすぎない、洋服は1ハンガー1着
モノの収納は、このいずれかに当てはめてみると、すっきりするといいます。
洋服の収納の場合なら、「たたむ」「棚に並べる」「吊るす」、どの収納が便利か、自分に合っているか考えてください。避けるべきが床置き。どうしても収納場所がない場合は、整理してモノを減らすか、収納グッズや家具で工夫しましょう。
(4)「片づけ」のポイントは「使ったら戻す」
片づけで大切なのは、「使ったら戻す」こと。余計なことは考えず、「使ったら戻す」ことを習慣化するのです。
一緒に掃除する必要はなし。なぜなら掃除しながら片づけると余計な動きが多くなり、かえって疲れて嫌になってしまうから。「片づけ」と「掃除」の時間は別々に分けて行うことが、片づけを楽にするポイントだということです。
著者は、「使ったら戻す」片づけの時間を寝る前にとるそうです。所要時間は5分~10分で、「リセットタイム」と名づけて習慣化しているそう。毎日が無理なら、休みの日にまとめてもOK。ストレスを感じない方法でやればいいといいます。
(5)「掃除」も1日1回できれば十分
「片づけ」と「掃除」は、それぞれの時間帯を分けた方が楽。著者は、「片づけ」は夜、「掃除」は朝早く家族が起床する前に済ませるといいます。
1日1回どこかで「リセットタイム」を持てばOK、「掃除」も1日1回できれば十分。一人暮らしや共働き家庭では、休みの日にまとめて掃除するだけでもいいそうです。
普通に生活していれば、どんな人の部屋でもモノが増えたりするもの。ずっときれいな状態をキープすることに躍起になる必要はないといいます。
(6)「見なおし」でライフスタイルの変化に対応
一度は片づいても、生活の変化で片づかないときがやってきます。そこで一定の期間を決めて、定期的に「片づけシステム」の見なおしをします。子どもがいる家族は半年ぐらいで、ライフスタイルが確立されている一人暮らしは2~3年のサイクルで。
具体的にはステップ1の「イメージする」に戻るのです。ライフスタイルが変化するたびに、システムづくりの腕は上がり、より心地よい理想の暮らしになっていくはず。
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「アドラー流お片づけ」は、無理のないサイクルで6つのステップを順番にくるくる回していくだけ。アドラー心理学はちょっと難しいかもしれませんが、参考にできるところは多々あります。
(文/森美奈)
【参考】
※丸山郁美(2015)『あなたのお部屋がイライラしないで片づく本』かんき出版