ヨーグルトを食べないと「発達障がい児」が生まれてしまうの!? (2/2ページ)
そんな中、“可能性がある、ない”程度の研究結果であれ、世に出されればその情報に振り回され、自分を追い込んでしまう人もでてきてしまうのです。
■発達障がいの原因は?
現代の医学でも発達障がいは脳の機能障害であるとされていますが、何が原因であるかは解明されていません。病気ではない先天的なものなので治療法もありません。
ただある対応法として、子どもを変えようとしないで、周りの人間がその子どもの特性を理解した子育ての仕方にスイッチを切り替えることだけです。音に敏感な子どもであれば耳栓を付けさせたり、同じ道順しか通れなければそこを親子一緒に通ってあげるなどです。
こうすることで不安やパニックに陥ることが減り、子どもは平穏に生きられます。それが早期発見の意義でもあり、早期発見した後は療育に通い、子ども自身の訓練だけでなく親も知識を得て配慮した子育てができるようになる人もいます。
原因究明しても既にいる子どもをどうこうはできないのです。
いかがでしたか。
ヨーグルトを食べていれば発達障がい児は生まれない。ヨーグルトを食べないと発達障がい児が生まれてしまうなんてことはないのです。
それから、発達障がいを“病気だ”と言う人がいますが、こうなると“病気は治る”、“努力させればいつかは健常児になる”の誤解も生まれます。溢れる情報に惑わされずに、社会全体が少数派も受け入れるようになることを望みます。
【参考】
※ 発達障害、母の腸内細菌減影響か 脳の発達異常と関連性示唆、福井大 – 福井新聞
【画像】
※ Olesia Bilkei / Shutterstock