訴えられる? テレビ中継に映って浮気がバレたらどうなるの? (2/2ページ)
ニュースなどで放送される「街のようす」はどうなるのでしょうか? 大雪で転んでしまったひと、台風で飛行機に乗れなかたひとなどが写されることがありますが、
・公共の場所
・撮影禁止ではない
・「ようす」や「風景」として撮影
・写っているひとを「おとしめる」目的ではない
場合は、許可なしでもプライバシー侵害ではないと判断されるのが一般的で、加えて最近は個人が特定しにくいよう遠巻きに撮影するようになっています。台風でカサが壊れちゃったなんてひとが写されても、こんなに強風! と伝えるのが目的で、そのひとをあざ笑うためでなければOKです。
スポーツ中継で「誰」なのか特定できるほど観客がアップになることもありますが、これも同じように侵害にあたりませんので、おかげで浮気がバレた! なんてときも文句は言えないのです。
■「同意」のうえなら顔バレは当然
街頭インタビューに応じた場合はどうなるのでしょうか? 「ちょっと良いですか? 」「インタビューですけど」などから始まるのがフツウで、応じる旨を伝えれば同意したことになりますので、やはり侵害されたとはいえません。
撮影に応じれば「いつ」「どこ」にいたのか特定できるのは当然ですから、学校をサボっていたのがバレたなど、自分に不利にはたらく場合もあります。ただし事前に同意している以上、相手に文句を言うのは筋違い、もし困る要素があれば顔は出さないでと伝えるべきでしょう。
肖像権はテレビに限らず写真や絵画、彫刻などにも当てはまります。街で突然「写真を撮らせて」「モデルになって」と言われたら悪い気はしませんが、応じる前に目的を確認しておいたほうが良いでしょう。
■まとめ
・肖像権は、無断で撮影/公開されないための権利
・ニュースなどの「街のようす」にひとが写っても、侵害とはいえない
・街頭インタビューに応じた場合、いつ・どこにいたかバレても文句は言えない
(関口 寿/ガリレオワークス)