女性の役員が36%も!日本より働きやすいノルウェーの労働環境 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

■貧困対策として真似したい北欧のワークライフバランス

(1)ノルウェーのクオーター制

それでは、日本と北欧の女性の就業状況は、一体どう違うのでしょうか。その大きな違いとして、ノルウェーにはクオーター制という法律が2004年より上場企業を対象に導入されています。

この法律は、取締役のうち、いずれの性別も4割を下回ってはいけないというもの。

クオーター制を導入することにより、結婚、出産後も女性が継続して働き続けられるような労働環境を整備することが必然的に求められました。当然、女性の労働意欲もより高いものになっていったのです。

(2)ライフワークバランスの意識

ライフワークバランスを意識した働き方が浸透していることもあり、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドでは、週48時間以上働く人は全体の10%程度で、1日の平均労働時間は6.6時間。

有給休暇も、年間最低25日の付与が義務づけられています。

でも1日の労働時間が短くなると、生産性が下がってしまうのではないかということが気になりますよね。

そこでノルウェーの友人に尋ねたところ、私生活と仕事のメリハリをしっかりつけることでストレスも軽減され、仕事のモチベーションを保つことができるので、結果的に効率的だとのことでした。

そのため、過労で体調を崩す人も少ないそうです。こういった事実から、ノルウェーでは、ワークライフバランスに満足している人は、全体の9割にも上るといいます。

(3)柔軟な労働時間制度

ワークライフバランスを保つために、日本のフレックス制度よりも柔軟な労働時間制度を導入している企業が北欧には多く存在します。

スウェーデンでは、企業の約65%が就業時間や休日を柔軟に変更できる制度を導入しています。この結果、女性が育児にかける時間は毎週15時間以上なのだとか。

この労働時間制度により、女性だけではなく、男性も日本に比べて多くの時間を家族と過ごすことができるということ。

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