クロエ・モレッツがその魅力をいかんなく発揮している映画5選 (2/7ページ)
幽体離脱状態で家族全員の死亡を知ったミアは、幸せな過去の記憶と大切なものを失った現在との間をさまよい、自分が目を覚ますのを待つ祖父や親友のためにつらい現実を受け入れて生きるか、家族と同じ場所へ旅立つかの決断を迫られる――
家族愛を中心に純粋な愛情が描かれるストーリーが、想いが相手をどれだけ支えるか、愛する人のいることがいかに幸せなことかを浮き彫りにします。
愛について丁寧に描写した、「愛っていいものだ」と感じせてくれる映画です。そして、改めてクロエの演技力に驚かされる作品でもあります。
「はじける笑顔」という表現がこれほど似合う人は他に思い浮かびません。さらに、彼女は笑顔で幸せな気持ちをただ表現するだけでなく、細かいシチュエーションごとに笑顔の表情を変え、演じ分けています。
家族の会話の中で浮かべる笑顔、恋人の想いに応える笑顔、友人と一緒にいる時の笑顔、全てが同じ幸せでありながら、その愛一つ一つがかけがえのないものであることを表現し、個々の関係性に説得力を持たせているのです。
クロエの笑顔を見ているだけで幸せだという人にはもちろん、泣ける作品を探している方にもオススメします。