【プロ野球】日ハム・吉井投手コーチの所有馬、ホロ苦デビューに見えた可能性
今季、4年ぶりに日本ハムに復帰を果たした吉井理人投手コーチは、大の競馬ファンとしても知られている。その吉井コーチが所有する競走馬・フォーシームが、1月23日に中山競馬場で行われた新馬戦(芝1600メートル)でデビューした。
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■16頭立ての単勝8番人気に
この日の天候は晴れ、馬場状態は良。単勝8番人気でレースに臨んだフォーシームは、まずまずのスタートから中団あたりでレースを進める。しかし勝負どころの直線4コーナーから直線にかけて伸びを欠き、馬群に埋もれたままゴール。残念ながら16頭立ての12着に沈んだ。
レース後、吉井コーチは、
「とにかく、無事、デビューできて一安心です。次は、掲示板にのることを目指して、がんばります。」
と、自身のブログでその心境を語った。
■馬名の由来は?
ちなみに、馬名のフォーシームとは、いわゆる直球の意味。豪速球投手の強く速いストレートをイメージして名付けたそうだ。吉井コーチ自身の現役時代の決め球はツーシームで、こちらは打者の手元で変化する球だが、競走馬は真っ直ぐ走ってもらわないと困ることから、ツーシームではなくフォーシームにしたという。
そんなフォーシームは、父がダイワメジャー、母がマイヴィヴィアンという3歳牝馬。おそらく、ちょっとした競馬ファンならピンときたのではないだろうか。そう、なかなかの血統なのである。
■まだまだ見限れぬ血統
父のダイワメジャーは、現役時代に皐月賞や秋の天皇賞など最高峰のG1レースを5勝した名馬で、2015年のJRA種牡馬ランキング4位。種牡馬としても優秀だ。そして、母のマイヴィヴィアンは、現役時代は未勝利に終わったが、繁殖に上がって、日本ダービーなどG14勝のメイショウサムソンを産んでいる。
父のダイワメジャーも兄のメイショウサムソンも、年齢を重ねても活躍しただけに、フォーシームも、初戦で敗れたことはそう悲観することでもない。
なお、現役時代の吉井コーチも、1983年秋のドラフトで近鉄から2位指名を受け入団しながら、初勝利を挙げたのはプロ4年目の1987年。そこから、ヤクルト、ニューヨーク・メッツ、コロラド・ロッキーズ、モントリオール・エクスポズ、オリックス、ロッテと、メジャーも含めた7球団を渡り歩き、2007年で引退するまでに、385試合に登板し、89勝82敗62セーブという成績を残した。最初から華々しい活躍をしていた選手では、決してなかったのだ。
フォーシームは、順調ならまた数週間後にレースに出走することになるだろう。まだまだ挽回のチャンスはあるので、今後の走りに注目だ。
文=藤山剣(ふじやま・けん)
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