ベッキーとSMAP、明暗分けた”所属事務所のタレント管理術” (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

両事務所は太陽と北風だった…Photo by Dale Smith Imaging
両事務所は太陽と北風だった…Photo by Dale Smith Imaging

 次々と燃料が投下されるせいか、一向に収まる気配の無いゲス&ベッキーの不倫騒動(注1)。そしてメンバーの釈明によって一旦は収束したかに見えるSMAPの独立問題。どちらも予断を許さないとはいえ、ここまで大きな違いを見せているのは、それぞれの所属事務所の対応だ。ベッキーのサンミュージックとSMAPのジャニーズ事務所、いったい何が違っていたのか?

■芸能界の「良心」といわれたサンミュージック

 2013年にサンミュージックの相澤秀禎会長が亡くなった時、芸能マスコミはこぞって「芸能界の良心」「温厚な人柄で人望が厚かった」と書いた。実際に、コワモテ事務所がマスコミを恫喝するのが日常の芸能界で、サンミュージックのその手の話は聞かない。

「私は、タレントを家族として育ててます。だから嫁に行った(独立した)後もずっと気にかけていますよ」

 筆者が生前の相澤会長から直接、聞いた(注2)言葉だ。相澤会長は新人タレントを自宅に下宿させ、学生には相澤夫人が手作りの弁当を持たせて送り出していたのも、有名なエピソードである。

 その暖かい方針は子息の相澤正久社長に受け継がれているが、一方で「サンミュージックの受難」とも言うべき事件にも見舞われてきた。たとえば

・岡田有希子が自社ビルから飛び降り自殺
・大スターに育てた松田聖子が何の相談もなく独立
・初期のスターだった桜田淳子が、統一協会(注3)の「合同結婚式」に出席
・酒井法子が覚醒剤所持で逮捕される

 そして今回、現在のサンミュージックにとって稼ぎ頭だったベッキーの泥沼不倫が発覚。愛情をかけたはずのタレントたちに、裏切られ続けている。

「ベッキーとSMAP、明暗分けた”所属事務所のタレント管理術”」のページです。デイリーニュースオンラインは、SMAPベッキージャニーズ芸能連載などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧