ベッキーとSMAP、明暗分けた”所属事務所のタレント管理術” (2/2ページ)
■タレント管理は「恐怖支配」が正解?
一方のジャニーズはどうか? ファミリーという言葉をやたら使うように、実はこちらも、タレントを家族として扱う一族経営の事務所だ。
「今回、世間ではジャニーズ事務所をブラック企業だ、人権無視だ、と批判する向きが多いですが、<タレントを守る>という点に関しては間違いなく芸能界一です。そこを押さえていれば、付き合いにくい事務所ではないと思う」(スポーツ紙芸能担当)
家族であるがゆえに、ワガママや不良化や家出を招くこともある。サンミュージックは前述のような事件が起こり、田口淳之介らの離脱で分解しそうなKAT-TUN(注4)にも顕著だが、ジャニーズも昔からタレントの不祥事や独立を巡る闘いはあった。違うのは、ジャニーズはいったん出ていった元・家族には徹底的に冷淡という点。内は暖かく、外を極寒にキープしているから、被害を最小限に抑えることが出来てきた。
ジャニーズとサンミュージックは、タレント管理の哲学において「厳父と慈母」、「ライオンと羊」…そして「北風と太陽」ほど対照的なのだ。
いまのところSMAP反乱を鎮圧したジャニーズ方式が、プロダクション運営として正解に見える。が、ベッキーが奇跡の人気回復を見せれば、きっとメリー(喜多川)さんも考えを改める……ワケはないか。
(1)ベッキー不倫…ついに休養に入る模様。
(2)相澤会長との会談…岡田有希子が飛び降りたビルで。
(3)統一教会…当時、霊感商法で批判されていた。
(4)KAT-TUN…現在ではK-UNに。
著者プロフィール

コンテンツプロデューサー
田中ねぃ
東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ