目安は手取り1年分!万一のときのお金を確実に貯めるための方法 (3/3ページ)
著者は、お金についての大原則を「財布(日樹で使うお金)」「投資(なくなってもいいお金)」「預金(流動性の高いお金)」に分けて管理する、「財産三分法」を提唱しています。
これは、入ってくるお金の額が変わらないのであれば、「投資」の部分を思い切ってゼロにする、あるいは財布から使うお金をセーブするなど、なんらかの振り分け方を見なおすしかないということです。
残念ながら、「いつもどおりお金を自由に使っていたのに、知らず知らずのうちに残高が増えていた」などということはありません。
そして貯蓄は、「貯める額を決めたら、使わない」。これだけだと著者は主張しています。
逆にいえば、貯めると決めたお金以外はどう使ってもいいということですから、楽しく使えるお金をより多く捻出するため、より倹約=賢約に努めていくべき。
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ちなみに、お金についての漠然とした不安や疑問は、データ(数字)とファクト(事実)を見ながらとことんつぶしていくことが大切だというのが著者の考え方。
たしかにそれは、より確実にお金を活用していくために必要なことかもしれません。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※出口治明(2015)『働く君に伝えたい「お金」の教養: 人生を変える5つの特別講義』ポプラ社