便利ながらもちょっと怖い?「Google Maps」があなたの行き先を言い当てるかも
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これまでのカーナビに代わり、その手軽さからスマホ用地図アプリの普及が目覚ましい。
そうしたなか、Android 版『Google Maps』が V9.19にアップデートされ、『ドライビングモード』が追加された。
■ 目的地を予測してナビゲーション
これにより、行き先の予測ができるようになる。
例えば、目的地を入力しなくても、ユーザーの居場所やGoogleで検索した履歴、よく訪れたことがある場所などを元に、目的地の候補を予測して所要時間を自動で表示してくれる。
これはGoogleで調べごとをする際、キーワードを完全に入力しなくても、候補を幾つか表示してくれる、予測機能の応用形とも言える。
スマホは、文字入力に手間取るだけに、特にクルマでのルート検索では大いに重宝しそうだ。
『ドライビングモード』はGoogle Mapsユーザーから得た有用な交通・道路情報などをデータベースに集積、それをもとにユーザーがどこへ行きたいのかを予測するシステム。
これがGoogleが開発している完全自動運転車『Google Car』の実現に向けた技術開発の一環だとすれば、運転操作が必要無いだけでなく、目的地の入力作業さえ簡便化されることになる。
■ 運転中のスマホ操作による事故防止に寄与
高齢ドライバーによる逆走事故や居眠り運転などを含め、人的要因で発生する事故が大半を占めていることから、Googleがいち早く目をつけた自動運転だが、それを脅威に感じた自動車各社が技術開発に余念が無い。
こうした大手IT企業が取組むソフト開発は『Google Maps』一つをとってみても、運転中のスマホ操作などが引き起こす事故の防止につながる可能性がある。
Appleの音声入力Siri(シリ)も含め、クルマも近い将来、高度な『AI』(人工知能)の搭載を控えているが、今後ますますITとクルマの関係が深まりそうな様相だ。
今回のV9.19へのアップデートにより、スマホがユーザーの動きを予測するという点で、やや薄気味悪い面もあるが、もはや便利さの誘惑には勝てないのが現実なのかもしれない。
【参考・画像】
※ ウォール・ストリート・ジャーナル
※ Mashable ASIA
【動画】
※ Google Maps Predict Driving Directions