3人に1人が「胎内記憶」を持つって本当?第一人者に聞いてみた (2/3ページ)

Suzie(スージー)

たとえば、しゃべってくれない子どもについてお聞きしたところ、「どうやら口止めされているみたいなんですよね。たまにしゃべったあとで、“あっ!”と口を押さえる子とかいるんですよ」とのこと。

いったい誰に口止めされているんでしょう?

さらに、興味本位で聞かれることを、子どもはとても嫌がるそうです。

■胎内記憶で子育ては楽しくなる

そして池川先生は、クリニックに奥さんと一緒にくる旦那さんにときどき聞くそうです。

「抱っこした時に、泣かれたい? 笑ってもらいたい?」

もちろん、生まれてくる我が子に笑ってもらいたくない親なんて、そうそうはいませんよね。

池川先生のクリニックでは、胎内記憶についての会話はもちろん、産前の胎児とのコミュニケーションが産後の子育てに与えた影響の実例が、いくらもあるといいます。

たとえば、10ヶ月お腹のなかにいるときに、まったく無視されて外に出てきた赤ちゃんと、繰り返し語りかけられていた赤ちゃんとでは反応がまったく違うそうです。

胎児のときに話しかけられていた赤ちゃんのことを、こんなふうに話すお父さんもいると教えていただきました。

「こいつ、わかりやすいんですよ。(抱き方を)ちょっとずらすだけで怒るんだよね、2センチずれただけなのに。それで、直すと、“よし”みたいな顔をするんです」

■胎児への語りかけは効果がある

たとえば、お母さんがくたくたになってしまって、赤ちゃんも泣き止まないようなとき、お父さんが代わりに抱っこしてくれるだけで、お母さんはどんなに助かるでしょうか。

しかし、胎児のときに特に語りかけず、赤ちゃんが生まれていきなりお父さんになったような人を、赤ちゃんがお父さんだと認識してくれるでしょうか?

残念ながら答えはノー。赤ちゃんは泣き続け、困ったお父さんは赤ちゃんをお母さんに返してくるでしょう。

そんなことが続けば、その後の夫婦の関係にも影響を及ぼしかねないことは、想像に難くないと思います。

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