天才テリー伊藤対談「厚切りジェイソン」(1)お笑い番組を観て日本語を勉強した (2/3ページ)

アサ芸プラス

テリー ちょっと皮肉っぽい一人語りみたいな感じでしょ。その時はウケてた?

ジェイソン 全然ですね。いちばんひどい時はお客さんが誰も何の音も出さなくて、最後に客席の後ろのほうから、たぶん70歳ぐらいの男性の「(ネタの内容が)深い」って声だけが聞こえてきたことがありました(笑)。ああいうのは日本では、はやらないですね。

テリー そもそも、日本のお笑いは好きだったの?

ジェイソン 僕はもともと陽気な外国人。日本に来てテレビを観て、「これはおもしろいんじゃないか」とずっと思っていました。

テリー へ~、好きだった芸人さんは誰?

ジェイソン 小梅太夫さん、アクセルホッパーさん、オリエンタルラジオさんとかですね。

テリー そうか、リズムネタが好きなんだ?

ジェイソン ああいうのが頭に残るし、日本語のいい教材にもなったんですよ。日本のテレビ番組はテロップが出て、オチの部分だけ文字の色が変わって大きくなるから。

テリー なるほどね!

ジェイソン 辞書で調べながら1時間のドラマを観るのは大変ですけど、お笑いのネタは短いから、ハードルが低いんです。で、観てるうちに僕もやりたいと思って。

テリー どういう方法でアプローチしたの?

ジェイソン 好きだったザブングルさんのライブを観に行って、「カッチカチやぞ!」の加藤(歩)さんに「飲みましょう」とムリヤリ名刺を渡したら、ホントに連絡をくれて、飲みに行くようになったんです。で、ある時「芸人になりたいです」と相談しました。

「天才テリー伊藤対談「厚切りジェイソン」(1)お笑い番組を観て日本語を勉強した」のページです。デイリーニュースオンラインは、加藤歩週刊アサヒ芸能 2016年 2/4号厚切りジェイソンテリー伊藤芸人エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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