不動産アドバイザーに聞く! コンビニ近くの部屋を選ぶときに注意するべきこと (2/3ページ)
夜間に発生するひったくりや痴漢は、対象者を車内から観察、狙っていると言います。とても危険であることを忘れないでください。コンビニから出るときに、薄暗い駐車場に止まっている車がいれば、注意しましょう。
また、自分が車で買い物に行った際には、乗り降りのタイミングで押し込められる可能性もあると認識し、周囲を見渡してから行動してください。
――帰り道が危険ということですね。
穂積さん 買い物をする本人にとっては、家から近いしコンビニにはひと晩中電気がついているので、無意識に安全圏だと思うでしょう。ですから、自宅からコンビニの道すじは、防犯意識のすき間といえると思います。
さらに、道すがら、スマホを操作しながら歩いている、音楽を聞いている人は不審者にとっては無防備に見えるでしょうから、最もつけいりやすいともいわれ、特に酔って買い物をしている女性は非常に狙われやすいです。
――自転車で行くほうがまだ安全でしょうか。
穂積さん そうとも言えません。自転車ごと倒されると、衝撃や驚きで逃げにくいため、ひるんだ瞬間に襲われるケースは多いそうです。車で衝突される事件も報道されています。
――相手が自転車やバイクである場合もありますね。
穂積さん 多いにありえます。自転車やバイクでつけて来られて背後から衝突される、また、ひったくりに合うケースもあります。とにかく、帰り道は背後に注意を向けてください。
――実際の犯罪の例を教えて下さい。
穂積さん コンビニから後を付けられて部屋に押し入られて襲われたケース、また、しばられて銀行預金のキャッシュカードを盗まれ、パスワードを聞き出されたケースなどがあります。
犯人にすると、被害者宅からコンビニが近いため、すぐにそのカードでキャッシングができます。パスワードが違っていたら被害者宅に戻って再び脅すことも可能でしょう。コンビニは24時間現金が引き出せる銀行でもあることを認識しましょう。
――警察庁発表の「平成25年の犯罪情勢」の「深夜におけるコンビニ・スーパー対象の強盗事件の発生時間帯」では、22時~翌朝7時の間での犯罪発生率は、深夜の2時~5時で65%となっています。