【対策してますか?】インフルエンザがこれから大流行するらしい!
出典:IDSA 毎年怖くて仕方ないのが、インフルエンザ。 一度かかると高熱が続き、数日は自宅謹慎したりしなければならない嫌な病気ですよね。 そんなインフルエンザですが、 そろそろ周りでもかかってしまった人が増えてきたのではないでしょうか。 そこで今回は、その元となるインフルエンザのデータと、 インフルエンザの予防法についてご紹介したいと思います!
【インフルエンザが大流行!?】
出典: 地方衛生研究所ネットワーク
まずは見ていただきたいのがこちらの画像。
こちらの表は首都圏における、インフルエンザの患者の発生数をグラフにしたものです。
今までは底辺にあった線が、2016年一月から一気に上へと急上昇しているのが見ていただけるはずです。
何より怖いのが、インフルエンザは感染症だということ。
ここまでうなぎのぼりになっている患者は、他の人へとどんどん感染していって、さらに患者数が増える恐れがあります。
【かかりやすい年齢は?】
出典: 東京都感染症情報センター
こちらは過去10シーズンの、インフルエンザ患者の年齢層をグラフにしたもの。(2006~2016年)
このグラフを見ると、
乳幼児~中学生までの年齢が大変かかりやすいことが分かりますね。
インフルエンザに感染した経験が少なく、免疫がないか低いため、多くの子供がインフルエンザを発症します。
【今流行っているウィルスはどれ?】
出典: http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/flu/
インフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルスは、A型・B型・C型の3つに大別されます。
その中でもA型は、
・感染力が強い(遺伝子変異し易いため)
・大流行を起こす可能性が高い
・症状が重い
などの特徴を持っています。
今回やはり目立っているのが、A型ですね。
感染力が強いので皆さん気をつけましょう!
比較的少ない患者数のB型は、A型よりも症状が軽く、消化器系に影響がでるようです。
【対処法①:予防接種】
インフルエンザワクチンは発病予防だけでなく、重症化予防として接種することをおすすめします。
ワクチン接種によって発病や重症化が予防できるケースが多く、結果として脳炎の予防にもなります。
まれに、流行しているウイルスの株とワクチンの株が違うなどで、接種を受けていても脳炎の発生を防ぎきれないこともありますが...。
また妊娠している方は、生まれてくる子供にも効果があるのだとか。
【対処法②:正しい手洗い・うがい】
出典: CDC
最近は泡で出るハンドソープなどが多く、軽く洗っただけで流してしまう人が多いと思います!
気をつけて欲しいのが、
・指のつけねまでちゃんと洗う
・手首まで洗う
・爪の中も手のひらをひっかくようにして洗う
・清潔なタオルでしっかりとふく
です!
うがいも、普通も水でもいいですが、薄めたうがい薬や、緑茶(殺菌効果があるといわれています)がより効果的です。
【対象法③:栄養と睡眠をしっかりとる】
睡眠不足・栄養不足は免疫の低下を招きます。
そうなると、ウィルスがつけこみやすくなります。
ですので健康な体を維持して、ウィルスをはねのけましょう!
以上、インフルエンザのデータと予防法のご紹介でした!
いかがでしたか?
インフルエンザは、かかってしまうと症状が辛いだけでなく、重い合併症をひきおこす可能性もあります。
かからないにこしたことはありません!
しっかりと予防して、元気な毎日をお過ごし下さいね。