救急車も請求が!春の旅行前に確認しておきたい海外の医療費事情と対策 (2/2ページ)

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日本の病院のように、診察・検査・治療をワンストップで行うことはできない場合がほとんどで、医療機関に行くだけでも至難の業。こんなときはやはり、日本語で説明してくれるアシスタントサービスがあると便利です。

フランスに限らず、日本人がよく行きそうな大きな都市には日本語対応をしてくれる私立の医療機関もありますが、料金は現地の人が行く一般の医療機関よりも高くなります。

■健康保険の海外療養費制度

海外の病院や医療施設で受けた医療行為でも、医療費の支払いをした翌日から2年以内であれば、日本の健康保険から医療費の一部の払い戻しを受けることができます。これを『海外療養費』といい、日本国内で『保険診療』と認められているものであれば海外療養費の支払対象になります。

海外の医療機関では、一旦100%を支払います。後日、自分が加入している健康保険組合や、国保の人なら市町村の窓口で申請することで、自己負担分(3割等、患者負担分)を引いた残りが海外療養費として戻ってくるという仕組みです。

ただし、医療費の計算は、海外で実際に払った金額によるのではなく、「日本の医療機関で同じ傷病の治療をしたらいくらの医療費になるか」という仮定の元に計算されます。

また、海外で払った金額が日本の仮定の額よりも低い場合は、その低い額を元に海外療養費が計算されることには注意してください。

申請手続きには、海外の医療機関の診療内容明細書と領収明細書が必要になりますので、必ずもらうようにしてください。

以上、海外の医療費事情と対策をご紹介しましたが、いかがでしたか?

旅行中に病気やケガをすることが無いに越したことはありません。でも気持ちの弾みと気の緩みで、思わず具合が悪くなることもありえます。せっかくの旅行が台無しにならないよう、海外の医療費事情の予備知識を持って出かけることと、万が一の対策を知っておくことをおすすめします。

(續恵美子)

【参考】

※ 海外安全対策 世界の医療事情 ‐ 外務省

※ 海外での医療事情 – ジェイアイ傷害火災保険株式会社

【画像】

※  tsuppy / PIXTA

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