目指せ大気圏突破! 東北大学ロケット製作打上サークル「FROM THE EARTH」の活動とは (3/5ページ)
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――ロケットのエンジンはどうやって入手するのですか?
林代表 モデルロケットというのは教育用のものでして、これに使うエンジンは販売されています。A型と呼ばれる一番小さなものは例えばamazonなどでも簡単に購入できます。イメージでいうと、ロケット花火の火薬部分のようなものです。
――なるほど。そんな小さなものからあるのですね。
林代表 はい。私たちが制作する大型のロケットでは「G型」のエンジンを積んだものになります。固体火薬燃料ロケットだけでなく、ハイブリッドロケットの打ち上げにも成功しています。ハイブリッドロケットは、液体酸化剤を用いて燃焼効率を上げ、高い比推力を得られるのが特徴です。
――大型のエンジンはいくらぐらいするものですか?
林代表 かなり高価で、ハイブリッドロケットエンジンでは6万円ぐらいしますね。お金が掛かるという点がロケット製作打上サークルの弱点かもしれません。当サークルではBoeing Higher Education Program(ボーイング社が世界的に展開する教育プログラム)に参加し、また株式会社リラク様よりご協賛いただいております。
――エンジンは購入して、その他の部分は全て自分たちで設計、開発するのですね? 制御に関するソフトはどのようにするのですか?
林代表 はい。制御プログラムはマイコンに書き込んでロケットに搭載します。
――アメリカなどと違って日本の場合、モデルロケットの打ち上げには制約があると聞きますが?
林代表 まず日本モデルロケット協会が発行するライセンスが必要です。また、消防、空港への申請が必要です。
⇒『特定非営利活動法人 日本モデルロケット協会』公式サイト
http://www.ja-r.net/
■新入生は小さなものから始める!
――サークルに入った新入生はどんなことから始めるのでしょうか?
林代表 まず先ほどのA型エンジンを用いた小さなモデルロケットを製作して、これを打ち上げることから始めます。