中日・落合GMの“豪腕支配”で谷繁監督が八方ふさがり(2)ドラフトでも谷繁監督の意見が通らない (2/2ページ)

アサ芸プラス

ドラフト後、谷繁監督も『下位指名に進むと、全然意見を言わせてもらえなかった』と不服そうでした。GM権限は相変わらず絶対です」

 チームは昨季5位に終わり、3年連続Bクラスという球団史上45年ぶりの屈辱を味わった。今年で4年契約の就任3年目を迎える谷繁監督は昨季限りで現役を引退し、専任指揮官として背水のシーズンを迎える。だが、ロクな戦力補強も行っておらず下馬評は厳しいのが現状だ。

「そうなると成績不振を理由に落合GMが白井オーナーに耳打ちし、怨敵・谷繁監督の途中解任へと動く可能性は高いと言わざるをえない。GMが谷繁監督を誕生させたのは、ここまで不満分子になることを計算していなかったからで、反動もあってきつく当たっている。そもそも人気面を考慮しなければ、最初から盟友の森繁和ヘッド(61)を監督に据えたかったんですからね」(前出・球団関係者)

 落合GMは昨季のチーム成績に憤慨し、周囲に「俺が監督なら、あの戦力で優勝させている」と強気にぶちまけたというが、何やら近々の“谷繁外し”を示唆しているかのようだ。

 八方ふさがりの谷繁監督が指揮を執る沖縄・北谷キャンプに、落合GMは姿を見せるだろうか。

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