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新しい年を迎えて早1ヶ月が経ちました。1ヶ月前には、「今年は○○するぞ！」と色んな目標を設定されたのではないでしょうか。もしかしたら、既にその目標をなかったことにしている人もいるかもしれませんね。

“努力＝しんどい・ムダ”と思ってしまうとなかなか前に進めなくなりますよね。そこで今回はあなたが持っている3つの資源を考え、努力を続かせるためのヒントをお伝えいたします。

■1：時間

あなたが目標を達成するまでに“使える時間”は何時間でしょうか？

仮に、1日の流れが7時起床、8時出社、22時帰宅、24時就寝であれば、まとまった時間がとれるのは寝る前の1時間程度でしょう。通勤中などのスキマ時間を合わせても2時間が限界ではないでしょうか。もし3ヶ月で目標達成したいのであれば、2時間×90日＝180時間しかありません。

とはいえ、毎日生活をしていると、残業が長引いたり、帰りに飲みに行ったり、本当に180時間とれるのかも怪しいところです。

そこで、最初の2週間をトライアル期間として、時間がとれた日は○、思ってたより時間が取れなければ×をスケジュール帳に書き込んでみてはいかがでしょう。すると、「水曜日は2週連続で×になっているな」とか、「3日に1回のペースでは確実に○になるな」とか生活のリズムが見えてくるはずです。

そうして無理のないスケジュールを考えるのです。例えば、資格取得のための勉強をするのであれば、“1日30分 または 1日5ページ のどちらかができればOKにする”など時間と量の両方を設定し、クリア基準はそのうちの一方としておくことで、かなり余裕をもつことが出来ます。

また、テキスト等を読んだ場合には、毎日読み終わったページに付箋をつけるなど、進捗が目視できる状態にしておくのもいいでしょう。

■2：お金

目標達成のための“予算”を考えます。目標によっては0円でも大丈夫な場合があるかもしれませんが、もし予算を立てられるのであれば、少しぐらいは立てた方がいいでしょう。なぜなら、“先行投資”をするためです。

もし、あなたの目標がダイエットであれば、ダイエットを開始する前に“スタイルが良くなったら着たい服”を買ってしまうのです。もし、あなたの目標が勉強なのであれば教材を買ってしまいましょう。

行動経済学では、多くの人は先行投資をしてしまうとそのお金がもったいないと感じて、目標達成まで頑張ろうとする心理が働くことが分かっています。金額が大きければ大きいほど、この心理は働きやすいと言われています。

■3：ヒト

同じ目標を持ち、一緒に頑張ってくれる人や、既にその目標を達成している人を探しましょう。出来ればリアルで繋がっている人の方がモチベーションを維持しやすいですが、最近ではSNSのコミュニティなどでも簡単に見つけることができますよね。

もし既にその目標を達成している人とコンタクトが取れるのであれば、成功した方法と同時に失敗談も聞いておくといいでしょう。

いかがでしたか？　あなたが二足歩行できているのなら、“やればできるチカラ”を持っていると信じてみましょう。赤ちゃんは何回失敗したら歩くことを諦めますか？　がむしゃらに頑張り続ける努力より、あまり無理をせず楽しく続けられる努力を目指したいですね。

（鍛治田祐子）

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