【冴え女シリーズ(11)】[マスターの不器用な優しさに]第4話(後半)「男として最低だ」 (2/3ページ)
友達にダシに使われても仕方ないっていうか・・・」
優士「違う、そうじゃない。本庄君の言う友達は友達じゃない」
蘭 「え、でも、私なんかと仕事以外で話してくれる数少ない同僚なの。親友だったの」
優士「目を覚ませ、ソイツは君を都合よく使っただけだ。現に悪びれてなかったんだろ?君を踏み台にしたことになんの後悔もないんだ。そんな奴は親友どころか友達でもない。それに俺からしてみれば君の上司もどうかと思う。一緒に食事に行った女性が、皆の前で恥をかかされたのに、君の話し方だと何のフォローもないじゃないか」
蘭 「上司は、私の好意を知らなかったから、ただ部下と親交を深めるために、ご飯に行ったってだけだったのよきっと。私が恥をかいたなんて思ってないと思う」
優士「なら、ソイツは上司としては出来た奴かもしれないが男として最低だ」
蘭 「私の好きな人をそんな風に言わないで」
優士「俺なら君にそんな思いさせないのに」
蘭 「え」
優士「俺が本庄君の上司だったら、きっぱり断っている」
蘭 「え゛・・・」
優士「女性とふたりで食事に行くことがどういうことかソイツはわかっていなかったってことだ。しかも誘われたってことは確実にそこになんらかの意図がある。それを見抜けなかったソイツの目が節穴なんだ。もしわかっていて誘いに乗ったうえで、本庄君のトモダチとやらとも食事に行ってしかも付き合いだしたのなら、ソイツは君が言うような優しい男じゃない。