【冴え女シリーズ(11)】[マスターの不器用な優しさに]第4話(後半)「男として最低だ」 (1/3ページ)
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【冴え女シリーズ(11)】[- マスターの不器用な優しさに -]
■作品概要
信じていた親友にずっと好きだった人を取られ、傷心中の蘭。もう恋なんてしないとやさぐれる彼女の心を癒してくれるのは、行きつけの喫茶店のツナサンドとマスターの優士の淹れてくれるコーヒーだった。毒のある優士の言葉に最初はむっとしていた蘭だったが、段々彼の優しさに気づきだして・・・?
●第4話(後半)「男として最低だ」
蘭 「友達が上司とご飯を食べに行くのなんて全然かまわない。そりゃ、少しはそのちょっと思う事はあるけど、素敵な人だから、お近づきになりたいって気持ちはわかる。でも、私が行った直後にそんな事言わないでもいいんじゃないかなって。私が上司の事好きなの、知ってたのに」
優士「そうだな」
蘭 「だから、どうしてって友達にはっきり聞いたら、友達はなんの悪ぶれもなく、実は自分も狙ってたんだって。私なんかの誘いを受けるようだったら自分でもきっと大丈夫だから様子みてたって」
優士「なぁ、ソイツは・・・」
蘭 「私ほんとバカで、友達がそんな風に思ってるなんて全然知らなくて。あんなに上司の情報知ってたのは私の為に調べてくれたんじゃなくて、自分が興味あったからなんだって気づいて・・・友達は私なんかよりコミュニケーション能力高いから、上司ともどんどん仲良くなって、昨日・・・付き合う事になったって言われた」
優士「本庄君は、大きな勘違いをしている」
蘭 「そうなの、私勘違い女だったの。上司が優しいのは皆にだったのに、すっかり自分にだけ優しくしてくれてるんだって思って舞い上がって。