適応障害と診断されたら…周囲の人はどう接すべき? (2/2ページ)

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そのため、適応障害に対しては可能であれば原因となっている環境を何らかの方法で変化させる、「環境調整」がとても効果があります。
例えば、職場の新しい環境によって適応障害を起こしているときに一旦元の環境に戻す、といったことなどです。

ただ、適応障害となった原因が病気や人間関係にある場合は調整が難しい場合もあります。その場合は、本人の環境に対する耐性を高めるカウンセリングや心理療法などを状況に応じて行うことが多いようです。(状況によるので、この限りではありません。)

また、非常に悩んで不眠になってしまったり、不安が強くいてもたってもいられない状態になった場合などには、少量の睡眠薬や抗不安薬を併用して治療を行っていく場合もあります。 周りの人はどう接すればいいの…? 身近な方が適応障害と診断された場合、本人を責めたり、叱咤激励したりせずに温かく見守ります。これが周囲の方の対応として非常に大切なことです。

病気になる前と同じように、本人の訴えやつらさを聞いたり、受け止めます。難しい場合はその場に一緒にいるだけでも、本人はサポートを感じ、治療上よい効果があります。

本人は限界を迎えたために適応障害を発症しています。
適応障害と診断された本人は焦りを感じていることが多いです。「その悩みは大したことはない」「怠けているだけだ」などという批判は禁物です。
【医師からのアドバイス】 身近な人が適応障害と診断された場合、悩んだり考え込んでしまうこともあるかもしれません。

大切なことは、適応障害もほかの精神科の疾患同様、周囲の人は気長に回復を見守ることです。

(監修:Doctors Me 医師)
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