宇宙人をガチで探す「オズマプロジェクト」とは!? 他にも本気の宇宙人捜索プロジェクトがいくつもあった

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SF映画の定番「宇宙人」。現在は地球外知的生命体とも呼ばれ、存在してもフシギではないと考えられるようになりましたが、多くの学者が真剣に探しているのはご存じでしょうか?

アメリカの天体物理学者ドレイクは、宇宙からの「信号」をキャッチするオズマ計画を1960年に実施、アメリカ国立電波天文台が使われたことからも、その本気さがうかがえます。1974年には宇宙に向けて電波を送ったり、知的生命体が存在する星の数を「方程式」であらわすなど、マジ? と思えるテーマを大まじめに研究している学者が大勢いるのです。

■宇宙人を探す「オズマ計画」

宇宙人ネタのSF映画は数多く、古くはタコのような火星人や、比較的新しいものでは少年といっしょに自転車で空を飛ぶ宇宙人などが有名ですが、どちらも想像によって描かれた架空の存在でしかありません。現時点ではフィクションと表現すべき宇宙人を、真剣に探し続けている学者も存在します。第一人者と呼ぶべきは、アメリカの天体物理学者フランク・ドレイクです。

ドレイクの研究は、地球外知的生命体は存在するとする信念が感じられ、1960年に国立電波天文台を使って「オズマ計画」を実施、宇宙からの電波をもとに、生命体がいる、もしくは痕跡がないかを探ろうとしたのです。フツウのひとは荒唐無稽すぎる計画と思うでしょうが、当時30歳のドレイクはこれを実行、国立の施設を利用できたことからも、賛同する意見も多かったと考えられます。

オズマ計画では、くじら座のタウ、エリダヌス座のイプシロンから発せられる電波を記録、規則的なパターンなど人工的に発せられた電波を探しましたが、残念ながら結果は「なし」。それでもメゲることなく、翌年1961年には知的生命体がいる星の数を割り出す「ドレイク方程式」を考案、SF作家でもあるカール・せーガン博士もこれに賛同、銀河系に100万の文明惑星があるのでは? と試算しているのです。

地球以外には存在しない、と考えるのはかなり強引でしょうが、逆に100万もあると聞くと、もう出会っているのかも知れませんね。

■宇宙に「呼びかける」プロジェクトも

残念ながらオズマ計画では収穫がありませんでしたが、いまでも宇宙人探しは続いています。その後も各国でSETIプロジェクトがおこなわれ、1984年にはカリフォルニアにSETI研究所が設立されるなど、活動は脈々と続けられているのです。

SETIとは、Search for Extra-Terrestrial Intelligenceの頭文字で、訳すと「地球外知的生命体探査」、そのままの意味ですね。1974年にはプエルトリコのアエシボ電波望遠鏡から宇宙に向けて電波を送信、待っているだけではなく「誰かいますか」と呼びかけたこともありました。

結果的にはこれも収穫がありませんでしたが、現在は、

 ・ブレークスルー・リッスン … 受信した電波を解析し、知的生命の兆候を探る

 ・ブレークスルー・メッセージ … 宇宙に向けてメッセージを発信

これらを合わせて「ブレークスルー・イニシアチブ」ともよばれ、イギリスの王立協会が資金を提供、かのホーキング博士も参加するなど、豪華すぎるメンバーで、本気すぎる取り組みがなされているのです。

参加型のSETI@HOMEでは、

 ・専用ソフトを、自分のパソコンにインストール

 ・そのパソコンの処理能力を使って、受信した電波の解析をおこなう

でプロジェクトの一員になることができます。インターネット接続できるパソコンを持っていればOKですので、興味のあるひとは「宇宙人探し」に加わってみるといいでしょう。

The Truth is out there.(真実はそこにある)

■まとめ

 ・宇宙人をまじめに探している科学者が多数いる

 ・初めての試みは1960年のオズマ計画。残念ながら決め手になる結果は得られなかった

 ・知的生命体が住める星の数を割り出す「ドレイク方程式」も存在

 ・現在はSETIと呼ばれ、個人が参加できるプロジェクトもある

(関口 寿/ガリレオワークス)

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