伝説の入江塾が明かす!子どもの性格形成は中学1年生で決まる? (2/3ページ)
■中学1年は子どもにとって大切な時期
本書のなかで著者は中学1年を、暗示的に将来が呈示され、大なり小なり子どもの声質も変化してくる大切な時期であると位置づけ、「この時期ほど親の指導が子どもの性格形成に大きく影響を持つ時期はない」といい切っています。
そして実際に中学1年生を教えているなか、彼らの勉強に対する態度により、子どもたちを大きく3つの類型に分けていいとも主張しています。
しかもそれは持って生まれた基本的な資質によるものではなく、環境によって育成され、偶然も大きく作用した後天的なものなのだとか。
それでいて、いったん形づくられると、なかなか取れにくい性質になってしまうともいいます。
■中学1年の勉強に対する態度3つの型
[第一の型]
第一の型は、誰にもはばからず、自分の興味を積極的に、外部に示すことができる子どもたち。刺激に応じ、体の神経が全身的に動き出す感じがする型です。
この型の場合、環境が性格形成を大きく支配していることがわかるのだといいます。
そのことに興味を持った時期が他の友だちより早かったというようなことも重要な要素として機能し、それも大きな成長の原動力になるというのです。
「まず自分が知ったんだ」という自信が、積極性に輪をかける結果になるわけです。
[第二の型]
第二の型は、「これはおもしろそうだ。いま話をよく聞いておいて、今度、時間のあるときに本格的にやってみよう」という反応を示す子どもたち。
性格は生真面目でありながら、「自分は頭がいいのだ」との自信は持てないタイプ。
家庭的には恵まれ、さびしさをあまり感じたことがない子に多く、母親からの配慮は行き届いているものの、普段からかなりの精神的課題を両親から与えられている受け身型なのだとか。「これをするには、こういう条件が必要なのだ」と考える“条件派”ともいえるそうです。
[第三の型]
第三の型は、「おもしろいころはおもしろいけれど、またしんどいことが増えたなあ」という型の子ども。