伝説の入江塾が明かす!子どもの性格形成は中学1年生で決まる? (3/3ページ)
この型は、母親がつねに他の兄弟や、近所の子どもとその子を比較し、足らないところを注意し続けてきた場合が多いのだといいます。
■小学校6年から中学1年の教育が重要
つまり、これらの型を踏まえたうえで、その差異を認めつつ、それぞれに適した学習法を取り入れていくべきだということ。
実際に三者に対する教育法が紹介されていますが、ほんのわずかな差異が、できる子とできない子を分かつのだといいます。
端的にいえば、伸びる子どもは小学校時代は比較的楽しく勉強してきて、軽く灘中を受けて軽く失敗した子に多いといいます。
そして伸びない子どもは、「灘中、灘中」と何人もの家庭教師に追い上げられ、親も懸命になりすぎ、肝心の子どもの心が勉強から離れている子。中学に入ってからは、勉強がすでに重荷になっている子どもに多いそうです。
つまりこうした例から考えても、小学校6年から中学1年にかけての教育方針が、子どもの性格決定に与える影響は大きいということ。
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時代が違うとはいえ、本書における著者の主張は、現代の教育環境にも十分にあてはまるように思えます。
なにより魅力的なのは、著者か子どものことを心から大切に思っていることがはっきりとわかる点。
子どもの教育について思うところのある方には、ぜひとも読んでいただきたいと思います。
(文/印南敦史)
【参考】
※入江伸(2015)『灘高→東大合格率ナンバーワン 伝説の入江塾は、何を教えたか』祥伝社