期待の世紀末アクションRPG『ディビジョン』の世界を予習復習

Kotaku

期待の世紀末アクションRPG『ディビジョン』の世界を予習復習


来たる3月10日、ついにユービーアイソフトからPS4、Xbox One、PC向けタイトル『The Division - ディビジョン』が発売されます。

本作は、Operation Dark Winterと呼ばれるアメリカによる細菌テロシミュレーションをベースとした未来の世界観を、一人のエージェントとして体験するTPSベースのアクションRPG

Strategic Homeland Division」、通称ディビジョンのエージェントとなり、荒廃したニューヨークの街に秩序を取り戻すのが目的です。

2013年のE3で超クールなトレーラーとともに制作発表が行われてから3年近く、前向きな仕様変更や発売の延期などを経てついに、ついにプレイできる喜びに世界中が盛り上がっています!

しかし、開発の規模やゲーマーたちの期待の一方、日本国内での知名度まだ低い気も......ということで、クローズドベータテストに前後して公開されたトレーラーを見ながら、本作の世界観を支える魅力敵な要素を再確認していきましょう。


■この街を取り戻すのは、あなた自身


『ディビジョン』はオンライン専用タイトルで、キャラクターはプレイヤー自身の分身としてニューヨークの街に降り立ちます。

リアルにモデリングされた街を一人で歩くのも楽しいですが、他のプレイヤーと協力しながらミッションをクリアしていくことが醍醐味でしょう。

クエストをこなしながら拠点を開発していくのが主な目的。プレイヤー同士の戦闘も認められているダークゾーンでは、狂気が伝染する世紀末状態を体験できます。

エージェントとして超リアルに再現されたニューヨークの街に繰り出すことを考えただけで胸が高鳴りますが、本作では自分の分身であるキャラクターに愛着を持てるカスタマイズ要素も充実

キャラクターメイキングに加え、ステータスを左右する防具が6部位(ベスト、マスク、膝当て、リュック、手袋、ホルスター)、ステータスに影響のない服の装備が6部位(帽子、ジャケット、ズボン、スカーフ、シャツ、靴)あり、全てが外見に反映されます

武器も、武器に装着するModも一つとして同じステータスではないですし、装備品のバリエーションはかなり多そうなので、着せ替えなどのアバターカスタマイズ好きにはたまらないでしょう。

クローズドベータをプレイした限りではMORPG的なスケールのオンライン要素だったので、キャラクターに自分の個性を詰め込み、リアルの知り合いやフレンドと常にチームを組んで遊ぶとより楽しめそうです。プレイヤー同士協力する中で、自分だけの役割やスタイルもきっと見つかります。


■多彩なスキルから見つける自分だけの組み合わせ


本作では戦闘中、通常の射撃、投擲武器、武器による殴打、回復アイテムの使用などの選択肢の他に、スキル使用という選択肢があります

多彩なスキルの中からコントローラーに割り当てて即座に使えるのは2つのみで、この選択がプレイヤーの生死を分けると同時に、プレイスタイルやチーム内での役割を決めるのです。

例えば、メディカルスキルの『パルス』は周囲の敵影を表示してチームメイトと共有し、テクノロジースキルの『スティッキーボム』は射出した設置型爆弾を起爆してダメージを与え、セキュリティスキルの『バリスティックシールド』はダメージを大幅に減らします。なお、ベーススキルにモジュールを追加することで、さらに特化した効果も。

これらのスキルは、拠点を開発していくことで開放、強化できます。スキル付け替えはいつでも可能ですが、普段使いをどれにするのかが悩ましい......。


■ニューヨークの街は敵だらけ


設定や世界観も『ディビジョン』の見逃せないポイント。ゲームシステムやビジュアルなど、全てがコンセプトに沿って組み立てられています

トレードマークがフードとバットの暴徒たち、死体が吊るしてあったら近くにいるライカーズ刑務所から脱獄してきた凶悪犯たち、ウィルス根絶のために火炎放射器で消毒して回るクリーナーズ、新たに明らかになったPMCラストマンバタリオンなど、ニューヨークで暴れ回っている敵キャラクターたちも魅力的です。

それぞれの勢力は、自分たちの信条に基づいて対立し合っています。そんな世紀末勢力に囲まれているのが、主人公が所属する「ディビジョン」なのです。

勢力によって装備や攻撃方法が違うのも面白いところ。暴徒たちは一番弱いように感じるかもしれませんが、気付くとバットを持った突撃隊が視界外から接近しているので要注意です。本作は3人称視点ですが、身体の正面にしかカメラが向かないので、囲まれるとかなり厄介でしょう。


■実写映像で深まるディビジョンの世界


上の公式実写ドラマ4本を見ると作品の背景がわかるので、よりプレイに没入できるかもしれません。アクションがメインのハイクオリティな映像なので、英語がわからなくても楽しめます。

一方で、もしこんな未来が現実に訪れたとしたら私たちはどんな行動をするのか......? と考えさせられる内容です。



少しでも『The Division - ディビジョン』が気になった方は、2月18~21日に開催されるオープンベータテストにぜひ参加してみてください。

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The Division - ディビジョン[Ubisoft]
Tom Clancy's The Division - Skills Trailer [US] [YouTube]
『ディビジョン』 勢力解説 トレーラー吹替え版[YouTube]
『ディビジョン』 エージェントジャーニー トレーラー 吹替え版 [YouTube]
Tom Clancy's The Division: Agent Origins Preview [YouTube]

勝山ケイ素

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