読者モデルスカウトの黒すぎる舞台ウラを現役グラドルが激白

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現役グラドル吉沢さりぃが語るスカウト裏事情
現役グラドル吉沢さりぃが語るスカウト裏事情

 新年明けましたね(遅)。夏場はよくこの胸のおかげでアダルティなスカウトされてましたが、冬場はただのおでぶさんなので声はかけられない吉沢さりぃです。今回は「現役グラドルも被害にあった読者モデルのスカウト」のお話をします。

■読者モデルのスカウトに着いて行ってみると…

 とあるグラドルが撮影帰りに最寄り駅を歩いていると、小洒落たお姉さんに声をかけられました。

「すいません! 凄くお洒落でお綺麗な方だなと思って。読者モデルを探しているんですが、ご興味ないですか?」

 そのグラドルちゃんはお世辞にもお洒落なタイプではありませんでしたが、昨今の読モブームもあり、彼女はワンチャンスあるかもと色気を出して話を聞くことにしたそうです。
その場でお姉さんの持つノートに氏名や住所等を書かされます。そのノートにはたくさんの個人情報が羅列されており、その名前の端にはAとか、S、特Aといった記載が見受けられました。そして後日、撮影日の連絡がきました。

 編集部と称された場所に向かうと、たくさんの人で埋め尽くされていたそうです。下は中学生ぐらいから、上はアラサーぐらいの男女が2〜30人ぐらい。中にはお洒落で綺麗な人やイケメンもいれば、「えっ、お前が!!」と思ってしまうような人も混ざっていたとのこと。受付にてアンケート用紙を手渡され、頭の上から足のつま先まで、どこのブランドだとかどこで買ったとか、コーデのポイントだとかか、いかにも“読モらしい”質問に記入し、いざ撮影が始まります。

 編集部近くの住宅街へと案内されたものの、撮影は移動時間も含めて15分程度。グラビア撮影に慣れている彼女は、これだけしか撮影しないのかと思いつつも、また編集部へ戻って、新しいアンケートの記入を求められました。お次のアンケートは、今後やりたい仕事、NGの仕事、今バイトをしているかといったことや、今までの芸歴等、事細かに書かされたそうです。

 そして待つこと1時間30分。やっと名前を呼ばれ、面接官のような男の前へと通されると、男は彼女のアンケートを見て、その芸歴の豊かさに感心しつつ、この編集部でプロデュースしている本や、扱っている案件について話してきました。そして最後に、男は「君に回せそうな仕事を俺の方でピックアップしておくね! また2、3日後にこれるかな?」と言い、彼女は二つ返事で別れたのです。

 約束当日、その編集部へと向かうと、その日も凄い人数で埋め尽くされていました。こんなにたくさんの人を載せきれるのかと疑問に思いつつも、この日も2時間弱の間、彼女は待たされ続けました。やっと名前を呼ばれ、数日前に話したばかりの面接官っぽい男の前に座ると、「あれ? えっと、今日は君なんだったっけ?」と開口一番に言われたのです。

 彼女は苛立ちながらも経緯を話しました。すると男は納得したかのような反応を見せつつも、全く違う話を始めたのだそうです。

「この子知ってる?」

 男が指さしたのは、ギャルモデルの写真でした。彼女は全く知りませんでしたが、「みたことはありますね」と答えました。「実はこの子、うちが売り出したんだよ!」と男は意気揚々と話しながら、ギャルモデルの写真を数枚取り出して、この写真の中でどれが一番いいか尋ねてきました。彼女は、どれでもいいと思いつつも、その中では明らかに一つだけ格段に映りが良い写真があったので、それを指差しました。男は満足げに頷きました。なんでも、その写真は、有名カメラマンが撮ったものであり、それ以外は写真館のようなところで撮ったものらしいです。そして、また新たな資料を取り出してきたのですが、そこには、某有名カメラマンさんの写真と経歴が記載されていました。

「この人は海外の◯とか、◯とかも撮影してて、1日拘束で30万ぐらいかかるんだよ。それがね、このカメラマン俺の知り合いでね、宣材の撮影が格安でできるんだ! 何人かでまとめて撮影するから12万だよ! しかも俺担当の子は特別でね、痩せたとか、髪型変えたとかがあったら、撮り直し料金がかからないんだ。お得でしょ?」

 いやいや、読モの話はどこにいったんだよ、と彼女が言葉を失っていると、男は満面の笑みで言ってきます。

「あ! 12万きつい? 分割も可能だからね!」

 彼女は頭にきて、既に活動中なので宣材はあるし、DVDも数枚出しているから素材は充分にあるので撮り直しは不要。そもそも雑誌にのる話や、webサイトへのアップはいつされるのか、その話を聞きに来たのだと言うと、男はあっさり諦めてこう言ったそうです。

「じゃあ直接、製作会社紹介するから、ここに電話してみてよ!」

 彼女もひくにひけなくなり、その製作会社にアポをとり別日に向かったそうです。その会社に入ると、何やらアラフォーらしき女性が撮影中でした。どうやら製作会社というのは本当だったようです。

 けだるそうな担当の方に呼ばれ、またしても芸名や芸歴などのアンケートを書かされます。そして具体的な仕事の案件などは一切説明されることなく、その製作会社のサイトに登録し、ログインすれば色んな仕事があるから選んで応募するようにと言われます。

「いま何かバイトしてる? 生活大変でしょ? シフトフリーなバイトがあるから登録だけでもしない? タレントいっぱいやってるし、融通きくからね!」

 担当の人はそう凄い勢いでまくしたて、彼女は答えを言う間もなく、同じ会社の別室に連れて行かれました。

「バイト探してる子連れてきたよ!」

 ちげーだろ! と彼女は思いつつも、コンパニオンか何かのバイトかなぁと思っていると、それがなんと携帯販売の派遣のバイトだったのです。しかも固定シフトで、彼女はさすがに絶句したそうです。

 最近は本当に悪質なスカウトが多いですね。芸能界に憧れている人のみならず、現役のグラドルですら、こうして“読モ”という単語に簡単に釣られて騙されてしまうわけです。
ちなみにこの現役グラドルが誰か気になりませんか?

 何を隠そう私、吉沢なのです……。読モスカウトに浮かれましたが、よくいえばぽっちゃり、悪くいえば小太りの私に普通のファッション誌のモデルが務まるわけがありません(笑)。

 3日も無駄にしましたが、その後、何か仕事をもらえたかというと、もちろん何もありません。私の所に届くメールは最後に連れて行かれた携帯販売の派遣会社から「シフトを入れてください」という無機質なメールだけです。やっぱり世の中そんなもんだなぁ。己を知るって大事なことですね……。皆さんも気をつけてくださいね!

吉沢さりぃ
バスト100のKカップを武器に活動するアラサーグラドル。タレント事務所にてマネージャーをしていた経験もあり、芸能の表も裏も知り尽くしている。SexyユニットKissMarkメンバーとしても活躍中
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