あなたは「元少年A」から逃げ切れるか!? 週刊文春を再現して「1キロ」追いかけっこしてみた (4/5ページ)

Jタウンネット

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息も絶え絶えとはまさにこのこと
息も絶え絶えとはまさにこのこと
「......いや、これは想像以上にしんどいわ」

なんとか絞り出したのは、その一言だった。

「そうですね、僕も、足はまだ、大丈夫なんです、けど、呼吸が......!」

その場にしゃがみこんだKくんも、息を切らせながら答える。

時間にして、およそ5~6分。と聞くと、大したことがないようにも思えるが、アラサー編集者2人組には結構な苦行だった。まして文春記者の場合、これが1キロで済む保証はなかったわけだし、捕まりでもしたらどうなっていたのかわからなかったのだ。肉体的、精神的なプレッシャーは、想像を絶するものがあっただろう。絶歌だけに。

「でも、元少年Aの側も走りきったわけですからね。サイトに載せてた体がムキムキだって話題になってましたけど、やっぱり鍛えてるんですね」

ようやく息が整ってきた「元少年A」役のKくんが、しみじみつぶやく。言われてみれば、元少年Aは33歳、筆者らと同じアラサー世代だ。文春の記事を読む限り、彼が途中でバテていた様子はないから、その筋肉は見かけ倒しではないことが改めて明らかになった。

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