なぜ「ソロ男」はモノにこだわり、消費欲が旺盛なのか? (1/2ページ)
テレビドラマや書籍、プロジェクトまで発足して注目される「ソロ男」。結婚したい独女にとっては、非常に興味深い存在です。そんな彼らの生態に迫った、荒川和久氏の著書「結婚しない男たち 増え続ける未婚男性『ソロ男』のリアル」には、特徴の一つに旺盛な消費欲があるようです。
確かに独身を謳歌するソロ男たちは、モノにこだわり買い物を楽しんでいる印象があります。それはなぜなのでしょうか。
◆経済的に余裕があるから男性が結婚をしたがらない理由の一つに、自分の好きにお金を使えることがあげられます。
家庭があると自分のために使えるお金は限られますが、その必要がないソロ男たちは好きなだけ自分に投資が可能。さらに買い物を止める妻や子どもといった存在がいないため、歯止めが効かなくなるようです。
そうなると、モノを買う時も値段よりスペックを重視します。ブランドはもちろんですが、素材、生産地、使い勝手など、自分が納得できるものをとことん追求する傾向があるようです。そして、どんなに値段が張っても自分が納得し、コストパフォーマンスが悪くないと判断すれば、独女も驚くような高額商品を買います。
持ち物は、ソロ男のこだわりの塊と言えるのです。
◆「承認欲求と達成欲求」を感じたいから荒川氏は、ソロ男は「承認欲求と達成欲求」が強く、この2つが消費を突き動かしているとしています。
例えば、フィギュアや限定品をコンプリートしたがるのは「揃えた」という達成感を味わいたいからと言えますし、自分が納得したモノを持ちたいのも人からの「いいね」や「素敵だね」という言葉で「認められた」と感じたいからと言えるでしょう。
また、男性に「他の人より認められ、評価されたいか」と質問したところ、「はい」と答えた割合は男性全体の平均よりもソロ男の方が高かったという調査もあります。「男性は褒めよう」という恋テクも、彼らのこれらの欲求をくすぐるための効果的な方法なのです。
この欲求を満たすためにソロ男は消費に走り、モノにこだわるのだと考えると、ただ浪費しているのではないことがわかりますね。
◆「家族」から得るものがないからでは、なぜソロ男は消費によって承認欲求と達成欲求を満たしたがるのでしょうか。