子育て中ママにもチャンス!? 今注目の「民泊」メリット・デメリットとは
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最近は“男女共同参画社会”が実現されつつあるとはいえ、子供がまだ小さなうちは家に居たいとか、子供のアレルギーなどの理由で外に預けるのが難しいという場合もあります。
そんな中、家事育児の合間に自宅でできる仕事として、クラウドソーシング以外にも、自宅の空き部屋を旅行者などに貸す“民泊”も注目されてきています。
今回は、ファイナンシャルプランナーのかたわら、フランスで民泊(シャンブル・ドット)を営む筆者が、そのメリット・デメリットを紹介します。
■「民泊」とは
友人・知人を自宅に泊める、ホームステイのホストファミリーになって留学生を泊めるなど、民泊の定義は様々ですが、最近では外国人旅行者を泊めて料金の支払いを受けることを言う場合が多いようです。
訪日旅行者の増加、『Airbnb』などインターネット仲介業者の拡大のおかげで、上手く空き家(空き部屋)対策をしながら収入を得ている人が増えています。
■一般個人でも民泊営業できるようになる!?
一般住宅とはいえ、宿泊場所を提供してその見返りに金銭を受け取る場合は業となり、法や規制を遵守しなければなりません。そして、民泊の場合は旅館業法が適用され、当法に基づき営業許可を取らなければなりません。
旅館業法では宿として営業できる最低客室床面積が33平方メートルとされていますが、厚生労働省と国土交通省はこの面積基準を一人当たり約3平方メートルに緩和する方針を固めました。厚生労働省が3月末までに政省令を改正する予定です。
営業許可を得るためには面積基準だけでなく、衛生局の検査、消防法の基準など様々な要件を満たす必要があります。それでも自宅の一室を民泊宿として提供し、代金を受け取る仕事ができれば、子育て中ママには嬉しいですね。
■民泊のメリット
自宅にいながら収入を得られることは、外で働けないママには大きなメリットです。仕事としてお客様を迎えるのだから、部屋もいつも以上にピカピカに磨いたり、自分の身なりもきちんと整え、毎日の生活に張り合いがでるでしょう。
日本に旅行に来る外国人は日本語で意思疎通かできるとは限らず、お互い外国語を駆使しながら話すので、語学の練習にもなりますね。外国人とのコミュニケーションは、子供にとってもグローバル感覚が広がり、将来の進学や就職にも良い影響を与えることになるかもしれません。
■民泊のデメリット
赤の他人を自宅に泊めるということは、リスクも伴います。特に外国人となると文化も習慣も全く異なります。食事の時間が遅い、長いなどで家族の生活リズムが崩れるかもしれません。
宿泊客との相性が良いのはメリットである反面、子供が遅くまで寝たがらなくなるデメリットにもなり得ます。睡眠時間が短くなると、翌日の学校での集中力に影響してしまいます。
宿泊客が観光中に道に迷ったり、トラブルに巻き込まれて家に戻ってこなくなったり、連絡が取れなくなって心配する羽目になることも稀ではありません。
また、故意・不故意はともかく、家の物を壊されたり、逆に子供が宿泊客のカメラを壊した……なんて損害賠償トラブルが発生することもあります。考えたくはないですが、最悪の場合、犯罪に巻き込まれる、家の物を盗まれるということもあるでしょう。
■そのほかにも知っておきたい民泊のルール
所得があるということは、きちんと確定申告をしなくてはなりません。現状では民泊で得た所得は個々の営業スタイルによって「雑所得」もしくは「不動産所得」となります。
今後、民泊に関する税制も整備・諸改正があるかもしれませんが、ママの所得が増えることで税金が増えるだけでなく、配偶者控除が受けられなくなることもあり得ます。
ちなみに、営業許可を受けずに民泊で金銭(または現物)等の対価を受けることは違法となることを必ず知っておきましょう。
いかがでしたか?
政府の観光立国実現に向けたアクション・プログラムもあって、訪日観光客が急増している昨今。ホテル等宿泊施設の不足から民泊の需要は増加していくことが見込まれます。
空き部屋がある家庭、住み替えを検討している家庭では民泊で収入アップにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。メリット・デメリットを良く知ったうえで、検討してください。
( 續恵美子)
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