加藤紗里とテレビマンの”お遊び”に付き合わされる視聴者の不幸

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加藤紗里の需要はどこにある?
加藤紗里の需要はどこにある?

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 狩野英孝との二股疑惑で有名になった、加藤紗里の“快進撃”が止まらない。連日マスコミに登場しては狩野話で話題を振りまいている彼女が、2月21日の『サンデー・ジャポン』(TBS)にも再度VTR出演した。

 しかもこの日の内容は狩野とは関係なく、催眠術師に転身したラーメンブームの火付け役・河原ひろし社長に催眠術をかけてもらうというもの。玉ねぎがリンゴの味なるなどの催眠術を施されるも全くかからず、スタジオの笑いを誘った。さらに空前の猫ブームを紹介するコーナーでは、愛猫とともに自身の自宅を紹介している。

 狩野に頼ることなく、ふたつのコーナーに登場し、”タレントデビュー”を飾った加藤。狩野ありきでしかテレビ出演がなかった彼女に対し、テレビマンの評価に変化があったのか。関係者が証言する。

「狩野との交際に関する証言に嘘があったり、売名行為ともとれるやり方を懸念する声が無くなった訳ではありません。ただ、人気タレントや大物コメンテーターが、その容姿や発言を痛快にイジることで、世間的には“痛いキャラ”として認められている。自分より下の人間を見ると落ち着くというわけではありませんが、痛いキャラを見ることでどこかホッとする視聴者がいることも間違いありません」

■加藤の態度に失笑する関係者

 しかし、これで人気タレントの仲間入りかといえばそうではない。某テレビ局のプロデューサーが打ち明ける。

「今は“面白枠”で取り上げられていますが、彼女にはコレといった売りはない。容姿はイジられている通りですし、トークも独特の視点があるわけではありません。実はトーク番組へのキャスティングも検討されたのですが見送りになっています」

 さらに、彼女の態度もまた芸能界で生き抜く妨げになっているという。20日に加藤は都内で予定されていた公開生放送に出演するためにスタジオ入り。その際、大きなサングラスに派手なコートで、スタッフを伴ってスタジオ入り。渦中の人ということもあって30人の報道陣が詰めかけていたが、報道陣の問いかけには無言を貫いてスタジオに入っている。

 この日の収録はスタジオの判断で急遽、非公開として行われた。収録を終えて出てきたところに報道陣が再度コメントを求めるもこれまた無言。しかも注目されているのがよほど嬉しかったのか、隠しきれないほどの満面の笑みを浮かべてタクシーに乗り込んだのだ。芸能記者が当日の様子を振り返る。

「現場では加藤の勘違いっぷりに失笑がおきていました。と同時に、これはどういうことなんだ? と、加藤の態度に疑問を感じるメディアも多かった。彼女の一流のスター気取りには皆呆れています」

 我が世の春を謳歌する加藤だが、誰から見ても賞味期限が迫っているのは明らか。テレビマンのお遊びに付き合わされる視聴者こそがいちばん不幸なのかもしれない。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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