住宅も3Dプリントする時代に!? 英国発のオープンソース型住居モデルは億単位の「住宅需要」に応えるか (2/2ページ)
特別な工具は必要なく、ジグソーパズルの要領で、それぞれのパーツを連結して、屋根や床板、窓枠などに組み立てていき、さらに、断熱材や窓などを入れれば、わずか数日間で住居が完成する。

source: http://www.wikihouse.cc/
■ 建築への3Dプリンティング技術の活用、広がる
建築の分野に3Dプリンティング技術を取り入れた事例としては、2014年、蘭アムステルダムで、3Dプリンティングにより“出力”された建物『3D PRINT CANAL HOUSE』が完成したほか、伊WASP社が建設用3Dプリンター『Delta WASP』の開発を進めている。
これらの取り組みに加え、『WikiHouse』のようなオープンソース型の住居モデルが普及すれば、より多くの人々が、適切な住居で安全かつ快適に生活できるはもちろん、それぞれの地域が有する様々な資源を有効に活かし、気候や環境に合った住居を“地産地消”できる道が、ひらけていきそうだ。
2030年に84億人に達すると予測される世界の人口。億単位で生まれる“住居問題”解決の糸口として、大きな期待がかかるのは間違いない。
【画像・参考】
※ Housing & slum upgrading – UN-Habitat
※ WikiHouse
※ THE 3D PRINT CANAL HOUSE
※ WASP