【プロ野球】帰ってきた左腕・和田毅は輝きを取り戻せるか? (2/2ページ)
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■メジャーからの出戻り、和田は期待に応えられるか?
大リーグに挑戦した投手が元のチームに戻った例は、これまで7人。昨年の黒田博樹(広島)のように期待通りの活躍を見せた投手もいるが、川上憲伸(中日)のように期待ほどの結果を残せない投手も多い。
日本で9シーズン107勝を挙げた和田も、アメリカでは4シーズンで5勝。大手を振って凱旋というほどの成績は残していない。
和田にはメジャーリーグや他の日本球団からもオファーもあったそうだが「ホークスに恩返しをしたい」と、迷わずホークス入りを決めた。まずは確約されていない先発ローテーションに入るため、敵の前に味方投手陣との戦いに挑む。
■ホーム開幕戦で勇姿を!
今年のホークスは、敵地・仙台での東北楽天イーグルスとの3連戦で開幕。工藤公康監督も明言しているように、開幕投手は武田翔太か、リック・バンデンハークに絞られた模様。
また、昨年の実績から中田賢一、攝津正までが先発ローテーション決定と予想される。
楽天との3連戦を終えると、3月29日からヤフオクドームで埼玉西武ライオンズとのホーム開幕2連戦。地元最初のシリーズで、和田毅の5年ぶりの雄姿が見たい!
- 溝手孝司(みぞて・たかし)
- 札幌在住。ライター、イベント関連など、スポーツ関連の仕事を精力的にこなしている。北海道生まれなのに、ホークスファン歴約40年。1999年ダイエー初Vを福岡ドームで観戦するなど、全国を飛び回りながら、1軍、2軍問わずプロ野球を追いかけている。