魔女の真実を覗いてみた「魔女の秘密展」 (2/3ページ)

デイリーニュースオンライン

■こんな魔女なら会いたい! 魔女コスプレで上坂すみれさん登場

 上坂さんはカワイイ魔女のコスプレで登場しました。黒のフリフリドレスでほうきに座る姿がさまになっていました。

 上坂さん「私は、ゴシックロリータが好きで昔から着ていました。黒一色っていうのが、私の中では魔女っぽいなって思いましたね。でも展示を見るとこんな華美な魔女はいないので、あくまで私の中のファンタジーですね。いろんなことが魔女のせいにされてきましたけど、双頭のヤギとか、双頭の猫が生まれるのも魔女のせいなんですね。私はそういう生き物が好きだったので、その展示にテンションが上がってしまいました(笑)。それと、入り口にあるイラストレーターの方々の描いた魔女のカワイイイラストもオススメですね」

 入り口には、安野モヨ子『夕暮れ時の魔女』、吉河美希『山田くんと7人の魔女』、石塚千尋『ふらいんぐうぃっち』 など、現在の魔女を描いた豪華イラストが飾ってあります。

安野モヨ子『夕暮れ時の魔女』

■展示はだんだんと怪しく暗い雰囲気に……

 現代のカワイイ&キレイな現代の魔女からはじまる『魔女の秘密展』ですが、徐々にダークな世界へと展示は変わっていきます。入り口には五芒星が描かれており、怪しげな空気を醸し出しています。

・第一章“信じる”
魔女の絵画や、魔女が信じられていた時代のお守りなどが展示されています。モグラの前脚のお守りは、暗い土の中で動き回ることができるモグラには特別な力があると考えられていたから。また、歯がたくさんあるので歯痛のお守りにもなっていたようです。また、当時は病気になると、切手ほどの大きさの小さなお札を飲み込んだのだとか。

『頭部のミイラ』中世から医学のために用いられ、18世紀の終わりまでは粉にして傷薬や軟膏に混ぜられたそう。

・第二章“妄信する”
16世紀〜18世紀の近世になると、魔女が人々の不満や憎悪の標的になります。時代背景には宗教戦争、小氷河期、貧困などがあります。活版印刷というメディアが発達した時代に、魔女は悪という考えが一気に広まり、イメージが定着していったのです。

『双頭の仔牛』家畜の畸形は、魔女が悪魔の指示と助けによって行った黒魔術と思われていました。この時代、全て悪いことは魔女のせいに……。

双頭の仔牛

・第三章“裁く”
不安定な時代を生きてきた人たちは、不安を解消するため魔女に全ての罪をなすりつけました。最初は噂話から。ターゲットは社会から疎外されている弱い人が多く、貧しく孤独なひとり暮らしをする老女や、人とは少し違った生活スタイルを送る人も対象とされました。そして、その噂が魔女裁判へと発展。しかし、裁判で魔女と断定するには自白が必要。そのため、拷問を行ったのです……。

『魔女の布』 赤くなるほど熱く焼いた鉄を持たせ、布で左手を包みます。三日後に何事もなければ無実という判断をしたそうですが、普通の人間ならば“何事もない”わけはないですね。

『苦悩の梨』上坂さんも恐ろしいと言っていた拷問器具。口を広げて拷問します。まず、歯が折れて、最後に顎が砕けるそう。想像するだけで背筋が寒くなります。

苦悩の梨

『スペインの長靴』足を間に入れて締め上げる拷問具。内側に先のとがった棘がついていて、締めるとまずは棘が刺さり最後には骨が折れます。

『棘のある椅子』椅子に座らせて拷問します。時には鉄製の椅子に座らせ、椅子の前か下で火をつけたそう。

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