応援がかえってプレッシャーに!子どものヤル気を引き出す「ガンバレ!」の使い方
子どもが勇気を出して一歩前に進めるようにと、ついついかけてしまう「ガンバレ!」という言葉。“ガンバレ”のプレッシャーが重くのしかかってしまうと、躊躇してしまう子どもも少なくありません。
つまり“ガンバレ”には、言っていいときと、そうでないときがあるということ。タイミングを間違えば、逆効果になってしまうのです。
そこで今回は“使っちゃいけない「ガンバレ!」と効果的な応援の仕方”について紹介します。
■最初のうちは「ガンバレ」禁止!
ガンバレのエールは、“ゴールが見えないうち”に言ってはNG。何をすれば成功するのかが見えていない場合や、「できそうだ!(あとはやるだけだ)」と本人が思っていない場合には、“ガンバレ”という言葉がプレッシャーになってのしかかります。
すると、とにかく頑張っているけれど、どうしたらよいかわからない状態になり、“できる!”の自信や確信を失ってしまいます。時には、失敗を怖がって、前に進むことができなくなってしまうことも……。
新しいことに挑戦するときや、まだゴールが見えていないうちには、ガンバレよりも、“挑戦できそうかどうか”を確認しましょう。
また、「やだ!できない!」という子には、本当に限界の場合と、面倒だからわざと言っている場合とがあります。
でもご安心を。後者の場合、「無理そう?やめとく?」「やらなくて、本当にいいの?」と確認してあげると、悔しがって「できるもん!」と取り組み始めます。
■「ガンバレ」応援はラストスパートに!
ガンバレが有効なのは、“がんばればもうすぐ達成できる”とき。先が見えない中でもがくのはとても苦しいですが、やることが分かっていて、ゴールが見えている場合は、大好きな家族からのエールが自信や勇気に変わります。
鉄棒やスポーツなどの技能を習得させる場合は、「もうちょっとで、できそう(成功しそう)」なときに。「ガンバレ!あと少しでできそうだよ!」と、希望や自信を持たせてあげましょう。
受験や勉強の場合は、志望校や、やるべき勉強内容が決まった後が良いでしょう。
家族のエールに応えたい、自分の力でできるようになりたい、と感じているときに、具体的に“何を頑張れば良いか”が分かっている状態で伝えてあげることで、ヤル気もみなぎるはずです。ラストスパートに勢いづくこと間違いなし!
■もどかしいけど「見守る」ことが大切
手や口を出さずに「見守ってあげる」ことって、歯がゆいしとっても難しいですよね。
ついつい「ガンバレ!」、「しっかりやりなさい」、「もっと!もっと!」と口に出したくなりますが、“ガンバレ”は、使い方を間違えるとかえって逆効果になってしまうもの。グッとこらえることも大切です。応援が子どもの負担にならないよう、子どもの様子をしっかり観察しながら声をかけてあげましょう。
一方的な応援にならぬよう様子をうかがい、子どものやる気を引き出すここぞのタイミングで上手に使ってくださいね。
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【筆者略歴】
※ Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが”もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト