プーチンマニアの為のプーチン大統領にまつわる10の仰天エピソード

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プーチンマニアの為のプーチン大統領にまつわる10の仰天エピソード
プーチンマニアの為のプーチン大統領にまつわる10の仰天エピソード


 現ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは現在、最も注目を浴びている指導者の1人であろう。と同時にアメリカが最も懸念を寄せている人物でもある。

 プーチンの影響力が増加するにつれて、大統領にまつわる非常に面白いエピソードも知られるようになってきた。過去の経歴だけでなく、その生涯はまさに常人が望んでも手に入れられないほどに破格だ。

 どこよりもプーチンに密着したいパルモとしては、この情報を外すわけにはいかない。ここでは、アメリカ系サイトにまとめられていた10のプーチンに関する仰天エピソードを見ていくことにしよう。


■ 10. 遅刻常習犯


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 2013年、現ローマ教皇フランシスコが初の訪露を果たした。そこではプーチン大統領との会見が予定されていたが、前代未聞の事態が起こる。ローマ教皇が50分も待たされたのだ。
 
 実はプーチン大統領は遅刻の常習犯であることで知られている。記者会見など、公的な場においてしばしば数時間もの遅刻をするのだ。待っている相手が誰であろうと、どれほどの要人であろうと、プーチン大統領は一向に気にする様子もない。2012年にはジョン・ケリー米国務長官を3時間待たせ、2003年にはエリザベス女王との会見にも遅刻した。
 
 また飛行機の墜落事故で子供を失い嘆き悲しむ両親との会見にも2時間遅れた。クリミア侵攻の際のウクライナ大統領との会見も例外ではない。そのときはウクライナ大統領を待たせたばかりか、彼を差し置いて通りでバイカーと長時間話し込んだりもした。プーチン大統領の元妻によれば、デートにもよく遅刻して泣かされたそうだ。(だがそのプーチンを相手に遅刻したのが日本の安倍首相である)

 しかし、なぜここまで時間にルーズなのだろうか? 一説によれば、これは心理的な効果を狙った作戦なのだそうだ。政治評論家のデミトリ・アブラモフは、政治の舞台で自分がロシア皇帝の立場にあることを顕示したい欲求の表れだと説明する。完全に支配しているというイメージを演出する狙いがあるわけだ。



■ 9. 世界有数の富豪


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 ロシア最大の権力者なのだから、一般人よりはるかに豊かな生活を送っていても不思議はない。それでも、その個人資産が20兆円(100円/ドルで換算)もあると聞けば誰もが仰天するだろう。

 この情報は、プーチン大統領に批判的なロシアの元ファンドマネージャー、ビル・ブラーダーが出処である。ブラーダーが主張するところでは、プーチン大統領は世界一の富豪となることを目論み、自らの金融帝国を作り上げたのだそうだ。

 これが事実であれば、プーチン大統領はビル・ゲイツの2倍の財産を有していることになる。だが、プーチン大統領の2013年度の所得はわずか1,080万円(3ルーブル/円で換算)だと報じられた。支持者は大統領の暮らしぶりは非常に質素倹約であると主張するが、2007年に4兆円だった資産が、2012年には7兆円に増加している。一体、富の源泉はどこにあるのだろうか?

 2007年、ロシアの政治評論家スタニスラフ・ベルコフスキーは、プーチン大統領は石油会社スルグトネフチェガスの37%および天然ガス会社ガスプロムの4.5%を保有していると主張した。

 だが噂に上る巨額資産とプーチン大統領を結びつけるものは何もない。そこでこう考えてはどうだろうか。ロシアの指導者として、プーチン大統領は必要と思えるものは何でも利用できる。たとえそれが個人的な目的であったとしてもだ。汚職を匂わせる暴露であったが、ロシア人の大半からの反応は無関心だった。



■ 8. プーチン宮殿


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 経済的な富豪ぶり以外にも、恐ろしくリッチな別の情報も発覚している。黒海沿岸に1,000億円を投じて建てられたプーチン大統領の私邸である。当初、モダンなサマーハウスとして計画されていたようだが、結局は宮殿のような仕上がりとなった。

 衛星写真からは庭園、プライベート劇場、3つのヘリポートなどを備えた豪勢な大理石の建物が確認できる。問題はどうやってその費用を工面したのかということだ。

 数年前にロシアから亡命したセルゲイ・コレスニコフによれば、プーチン大統領の一派はロシアの病院改善事業を計画したという。ロシアの富豪からの資金提供を見込んでのことだ。コレスニコフの会社もこれに参加したが、そのときプーチン大統領から提供者には内緒で海外投資に資金を回すと伝えられたらしい。そして寄付金の一部は造船業への投資に利用されたが、大部分は”プロジェクト・サウス”に回された。これがプーチン宮殿である。


Дворец Путина/Putin's Palace

 コレスニコフは建設中のプーチン宮殿でセキュリティの詳細について話し合ったという。プーチン大統領は宮殿建設について何ら言い訳をすることもなかったため、彼はてっきり大統領にその権限があったのだと信じていたそうだ。

 だがクレムリンはその建設に関与しておらず、また所有権も有していないことを正式に発表している。しかし、ある文書から、大統領総務局のウラジーミル・コージン局長が国有地に邸宅を建てることに対して署名をしていることが判明した。しかも宮殿は私的な警備員の他に、クレムリンの警備隊にまで守られている疑惑がある。警備会社は、クレムリンの制服とIDカードを購入したと主張し、公的な警備隊については否定している。



■ 7. 結婚と離婚


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 2013年、プーチン大統領は30年連れ添ったリュドミラ・プーチナとの離婚を発表した。既婚の事実はほとんど知られていなかっため、驚きのニュースであった。リュドミラ元大統領夫人がカメラで撮影されたことはあったが、その身元は極一部の人間にしか知られていなかったのだ。
 
 2人に関する噂でいいものはない。曰く、リュドミラ元大統領夫人が女子修道院に入れられた、また曰く、薬漬けにされた、あるいは殺されたといった具合だ。


Putin divorce: President and wife say 'their marriage is over'

 1980年代におけるKGB時代のプーチン大統領には、女たらしだったとの評判がある。そのため彼との結婚生活は、最初から破滅が運命付けられていたようなものだった。1999年、プーチン大統領がボリス・エリツィンの後継者に任命されたとき、「滅多に会うことはなかった」とリュドミラ元大統領夫人は嘆いたという。
 
 離婚発表当時、プーチン夫妻には2人の成人した子供がいた。離婚以前からプーチン大統領には愛人がいたとの噂があるが、発表は2人で行われた。ちなみに所得は折半されるそうだ。



■ 6. ウクライナの国宝を飲み干す


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 ロシアがクリミアに侵攻すると、国際社会に大きな批判が巻き起こった。それでもプーチン大統領は同地域の併合を進め、支配を確立した。ウクライナの人々が怒ったのも無理ないが、特に激昂させたのが、彼がウクライナの国宝でもある240年もののワインを飲んでしまったことだ。
 
 クリミア併合後、大統領は世界最大のワインコレクションがあるというマッサンドラ・ワイナリーへ赴き、ベルルスコーニ元伊首相とともにヘレス・デ・ラ・フロンテーラ1775年のボトルを開けた。このワインはエカチェリーナ2世がロシア帝国を支配したとき、ミハイル・ヴォロンツォフ伯によって持ち込まれたという逸品であった。
 
 単なる外交的なジェスチャーにも思える行為であるが、クリミアの元検事総長はそうは受け取らず、2014年に1,000万円相当の賠償を求めてプーチン大統領を告訴した。すでにプーチン大統領の支配下に置かれた状況で、この裁判が注目を集めることになるか定かではないが、ウクライナ外務大臣によれば、ベルルスコーニ元首相の同地域訪問はEU規制に違反しているとのことだ。



■ 5. スーパーボウル・リングを盗んだ?


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 2005年、NFLのニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフトが訪露し、プーチン大統領と会見した。そこで彼は第39回スーパーボウルの優勝指輪をあげてしまった。この逸話は長年定説であったが、後年クラフト本人が明かしたところによれば、実は指輪はプーチン大統領によって盗まれたのだという。

 会見の最中、クラフトが指輪を見せたところ、大統領がそれを取り上げて、「この指輪なら誰だって殺せる」と話した。そしてクラフトが返してもらおうとすると、プーチン大統領はポケットに入れてしまった。その後、3人のKGBに囲まれたため、彼を追うこともできなかったそうだ。

 だが妙なのはこれだけではない。その後、クラフトはホワイトハウスに呼ばれ、米露友好のために指輪をプレゼントしてあげてくれと告げられたという。クラフトはこれに同意し、2013年になってようやく真実を語ることになった。


Vladimir Putin Offers Solution to Super Bowl Ring Scandal

 あろうことか、これはすぐに問題化した。そしてジョン・マケイン上院議員がプーチン大統領に連絡し、指輪の返還を求めた。大統領はこれを拒否したが、交換条件を提案してきたという。それも皮肉たっぷりに。

 「ロシア企業に素晴らしいものを制作させる。良質の金属と岩で作られるのだから、間違いなく高価な代物だ…クラフト氏が代表を務めているチームで代々受け継がれるだろう」



■ 4. 音楽家の顔


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 2010年にサンクトペテルブルクで開催されたチャリティイベントでは、意外な音楽の才能を披露している。ピアノに向かって演奏を始めると、今度はマイクを取り、完璧な英語でアメリカの人気曲『ブルーベリーヒル』を歌った。

 観衆の中にはシャロン・ストーンやカート・ラッセルのような有名人もいたが、強面の大統領の優しげな表情はほとんどの人が初めて目にするものだっただろう。かなりのピアノの腕前にもかかわらず、大統領自身は「歌もピアノも苦手だが、とても好きなんだ」と謙遜している。


Singing PM: 'Fats' Putin over the top of 'Blueberry Hill' with piano solo

 広報官によれば、この歌は英語の勉強の一環として覚えたものなのだそうだ。また、ある合唱団と共演したこともある。「あまり歌が上手くないので、ピアノを弾いてみよう」とスピーチした後、『モスクワの窓』の伴奏を行い、拍手喝采を巻き起こした。



■ 3. 食品ボイコット運動


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 2015年、プーチン大統領は史上稀に見る風変わりなキャンペーンを行った。ヨーロッパから輸入される食品へのボイコットを訴えたのだ。フランス産チーズやポーランド産リンゴなどの輸入食材がサンクトペテルブルクに集められ、廃棄された。

 政府によれば、これはクリミア併合後にロシアをボイコットした国々への報復なのだという。だが、ある恐ろしい類似点に大勢の人々が気づいた。

 サンクトペテルブルクには、かつてナチスの侵攻を受け、大勢の市民が飢えに苦しんだという歴史がある。現在でも多くの高齢者たちがその辛い経験を憶えており、プーチン大統領の廃棄パフォーマンスに怯えたことは疑いがない。


Putin's Food-Embargo Videos Go Viral

 同キャンペーンは大衆の顰蹙を買った。開始から1週間で600t以上の輸入食材が廃棄されたが、これに対して多くのロシア人が眉をひそめた。キャンペーン中止を求めるオンライン署名活動を進めるオルガ・サベレエワは、BBCのインタビューで、「食品を廃棄したら次は何でしょう? 政府には人々のことなど関心がないように見えます」と答えている。2015年8月の時点で28.5万人からの署名が集まったという。

 また同キャンペーンが原因でインフレが起こり、貧しさに苦しむ人も増えているようだ。クレムリンもキャンペーンの印象の悪さについては認めているが、廃棄食品は違法に密輸されたものであり、押収する必要があると説明している。



■ 2. アメリカ文学への愛


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 2011年、3度目の大統領当選を果たしたプーチンとのインタービューを勝ち取ったのは、意外にも『アウトドア・ライフ』誌であった。狩りや乗馬を楽しむその姿からは、プーチン大統領がスポーツマンであることが伺える。だが、より興味を引かれるのは、彼がアメリカ文学を愛好していると語ったことである。

 プーチン大統領が口にした3人の作家のうち、ヨーロッパ人はジュール・ヴェルヌだけで、ジャック・ロンドンとアーネスト・ヘミングウェイはアメリカ人である。同誌のインタービューの中で、プーチン大統領は「本で描かれている勇敢で、才覚に溢れたキャラクターたちの冒険に出る姿は、間違いなく自分の内面形成に影響しており、アウトドア好きもこれのおかげだ」と説明している。

 だが特にお気に入りは、ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』、『武器よさらば』、『老人と海』だそうだ。これらの小説には、荒々しい冒険者ではなく、地味で傷ついた人物が登場する。こうしたインタビューは単なるPRを目的としたものだろうが、アメリカ文学への愛は本物に思える。



■ 1. 動物への愛


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 ロシアの指導者として、残酷で、冷たく、かつ時には犯罪的な行為すら辞さないプーチン大統領だが、そのイメージとは裏腹に実はかなり動物が好きなようだ。ペットの犬のほか、虎やホッキョクグマなど、動物と戯れるプーチン大統領の姿を映した写真は数多く存在する。

 だが、そうした姿は本物なのだろうか? それとも単に親しみを演出するためのジェスチャーなのだろうか?

 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのジャン・クービックによれば、動物との写真は3つのメッセージ発信を狙ったものだという。


Putin the animal lover

 1つは、上半身裸で乗馬する写真はロシアとそれ以外のヨーロッパを区別する意図だ。自らを理性的な人間であり、同時に力強い動物として演出している。また男らしいロシア男性と女々しいヨーロッパ男性を対比する狙いもある。

 2つ目は、自らが冷血な独裁者ではないという演出だ。そして最後が、大人しい猛獣の写真から、優しさに溢れるが、タフで、必要とあらば野生動物でさえも手懐けることができるというメッセージだ。

 プーチン大統領の個人サイトでは、アムールトラ、ホッキョクグマ、シロイルカ、ユキヒョウといった絶滅危惧種に対する取り組みが数多く紹介されている。公式には、プーチン大統領は、動物に対する取り組みにおいてロシア国内で最も実績があるロシア地理学協会の評議員会の議長を務めている。


via:10 Unbelievable Stories About Vladimir Putin・translated hiroching / edited by parumo

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