【研究】好きな「生き物」で進路がわかるってほんと? 語学好き→海外の動物、農業系→昆虫 (2/2ページ)

学生の窓口

■共通点は「興味」

これらの結果は、なにを意味するのでしょうか? 農業系なら野生動物と触れる機会もあるので、入学後に好きになったとも考えられますが、語学系はまったくの無関係。つまり、進路決定までの人生が、好きな動物や飼育経験に現れているのです。

たとえば好きな動物1位のほ乳類が国内外に分かれたのは、

 ・農業系 … 国内の動物 = 身近な存在

 ・語学系 … 海外の動物 = 世界の情勢

に興味があるからで、野外施設や観察会に出かける農業系の学生は多いのに対し、語学系は皆無というデータからも「興味の持ち方」が違うことがわかります。

また、犬や猫がいる家は多く、飼育経験の1位がほ乳類でも驚くべきことではありませんが、昆虫などの無せきつい動物は好き嫌いが分かれるところ。ちびっ子にはカブトムシやクワガタが人気なのと同時に、おとなでも苦手で触れないひとも多くいますから、犬/猫のように一般的な存在とは言えません。

整理すると、農業系の学生は「国内にいる動物、なかでも昆虫」が好きと表現でき、小さいころから自然に触れる機会が多かったのに対し、語学系の動物好きは世界情勢に興味を持った結果と表現できるので、どちらの進んだ道もきわめて妥当なのです。

子どものころからの興味が勉強に結びつけば、それ以上に良い「進路」はありません。迷ったときは、学びたいことを考えるだけでなく、いままでの人生を振り返ってみるといいかも知れません。

■まとめ

 ・好きな動物は、進路とリンクしている

 ・農業系の学生は昆虫や国内の動物など、実際に観察できる動物を好む傾向あり

 ・語学系の学生は海外のほ乳類など、世界情勢と好きな動物が連動している

(関口 寿/ガリレオワークス)

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